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井上尚弥、衝撃の再現はお預け 大物プロモーター明言「Superflyには参戦しない」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は昨年12月30日、同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)に3回TKO勝ちを収め、7度目の防衛を果たした。ボワイヨ戦を最後にバンタム級転向の意向を明言。当初は2月に米国で行われるスーパーフライ級の猛者を集めた「Superfly2」参戦を希望していたが、大物プロモーターは今回の米上陸が消滅したと明らかにした。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

衝撃の米デビュー飾った「Superfly」第2弾参戦ならず

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は昨年12月30日、同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)に3回TKO勝ちを収め、7度目の防衛を果たした。ボワイヨ戦を最後にバンタム級転向の意向を明言。当初は2月に米国で行われるスーパーフライ級の猛者を集めた「Superfly2」参戦を希望していたが、大物プロモーターは今回の米上陸が消滅したと明らかにした。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 井上は昨年9月、カリフォルニア州スタブハブ・センターで衝撃の米デビューを果たした。スーパーフライ級の実力者が一堂に会した大イベント「Superfly」で、同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回TKO勝ち。記事では「米国デビューで彼はアントニオ・ニエべスを6ラウンドで沈め、目撃者に感銘を与えた」と振り返っている。

 鮮烈なインパクトを残した「モンスター」は、2月24日に予定される「Superfly」第2弾の参戦は目玉の一つと期待されていた。イベントをプロモートしているトム・ロフラー氏も招聘に尽力していたが、ついに白旗を掲げるに至った。

「自分の把握しているところでは、彼は最後の戦いの後には118(バンタム級)に昇級することになると言っていた。つまり、彼はSuperflyのショーには参戦しないということだ」

 記事によると「360プロモーション」の総帥ロフラー氏はこう語ったという。井上は「Superfly2」での統一戦をかねてから希望していたが、かなわなかった。ロフラー氏は「カリド・ヤファイとの統一戦についてエディ・ハーンと会談したが、話はそこまで進まなかった。アンカハスはトップランク社と仕事する方向に進んでしまった」と語ったという。

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