川内優輝、「-17度の激走」 公務員ランナーに地元誌脚光「週40時間勤務の労働者」
目と鼻以外をすっぽりと帽子で包み、わずかに覗いた表情は紅潮も…
全身タイツ姿で、顔は目と鼻以外をすっぽりと帽子で包み、わずかに覗いた表情は紅潮。そんな状態でただ一人走り抜いた“最強の市民ランナー”の孤独な戦いは、スポーツの枠を超え、もはや「ショー」に映ったようだ。
そんな極限状態で世界最多76度目となる2時間20分切りのタイムを目にした時、川内は自らの目を疑ったという。
「今日、出せたものとは思えなかった」と驚き、さらに「これまでたくさんのマラソンを走ってきて、天気に関して比べるのは難しいけど、一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ。南極マラソンに向けていいトレーニングになりました」と語ったという。
今後は4月のボストンマラソンに照準を合わせ、「先頭集団で走り、3位以内でフィニッシュしたい」と意気込んだことも紹介されていた。その前哨戦の「-17度の激走」で、アメリカで大きな話題を呼んでいる。
(THE ANSWER編集部)