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井上尚弥、VSネリが「今年見たい12試合」に米選出「間違いなく強打応酬の大一番」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は昨年12月30日、同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)を圧倒し、3回TKO勝ち。7度目の防衛を達成した。今年はバンタム級転向の意向を示しているが、海外メディアは2018年に実現が待望される「ビッグマッチ12戦」に、英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)ら世界的スーパースターとともに、井上のバンタム級のタイトル戦を選出している。

バンタム級転向の意向を示している井上尚弥【写真 : Getty Images】
バンタム級転向の意向を示している井上尚弥【写真 : Getty Images】

バンタム級転向の怪物、英雄パッキャオら世界的スターとともに米メディア注目

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は昨年12月30日、同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)を圧倒し、3回TKO勝ち。7度目の防衛を達成した。今年はバンタム級転向の意向を示しているが、海外メディアは2018年に実現が待望される「ビッグマッチ12戦」に、英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)ら世界的スーパースターとともに、井上のバンタム級のタイトル戦を選出している。

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「Monster」のバンタム上陸に、海外メディアが早くも注目している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」スペイン語版は「2018年に実現するかもしれない偉大な戦い」と特集。ファン待望のビッグマッチ12戦を選出し、井上が堂々と名を連ねた。

 WBA、IBF世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(英国)対WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)、WBC世界ライト級王者のマイキー・ガルシア(米国)とWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)というチャンピオンの激突に続き、井上のタイトルマッチが3番目に登場する。

 相手はWBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)。日本ボクシング界にとっては因縁の男だ。

 寸評では「バンタム級へようこそ、ナオヤ。そして、スーパーフライ級ではまだ望んでいたものもあるだろうが、バンタム級にも2017年に鮮烈さを見せ付けた、間違いなく骨のある対戦相手が存在する。もし、大橋ジムとサンフェル・プロモーションズがビッグマッチを実現できるなら、間違いなく強打の応酬となる大一番になるだろう」と分析している。

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