渋野日向子が“石川遼効果”で5位浮上 助言で久々V射程「変化、挑戦を楽しんでます」
世界で結果を残すために進化「攻めのゴルフとは遠ざかっているけど…」
きっかけは石川だった。昨年限りで青木翔コーチの指導から卒業し、オフは渋野から出向いて練習。「100ヤード以内の精度を上げるならウェッジを増やすのも選択肢」と助言をくれたという。石川も練習から豊富なバリエーションを持って取り組むタイプ。先輩プロから学んだ渋野は「変化すること、新しいことへの挑戦にマイナス、ネガティブなことはない。むしろ楽しんでいます」と、米ツアーで結果を残すために進化を求めた。
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この日は、思惑通りにチャンスをつくってバーディーラッシュ。これまでは攻めのゴルフが信条だったが、裏目に出てスコアを落とすこともあった。本来のスタイルとは異なるが「攻めのゴルフとは遠ざかっているけど、新しい攻め方もあると知った。今ままでの自分のいいところもあるけど、プラスαでいいところがないと上には行けない」と引き出しを増やした。
苦しいシーズンを過ごした昨年は未勝利。2019年11月以来優勝から遠ざかっている。「いろんなバリエーションも増えていっている。クラブ選びもやっていて楽しい。上位争いも楽しみながらですが、いま自分のやるべきこと、目の前のことに集中してやるべきことをやりきりたい」。1年4か月ぶりの優勝を視野に突き進む。
(THE ANSWER編集部)