【名珍場面2017】本田真凜、衝撃のシニアVデビューを全米女王も絶賛「本当にエレガント」
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は9月にフィギュアスケートの本田真凜(関大高)が見せた衝撃のシニアVデビューだ。「トゥーランドット」に乗せた華麗な舞いに、後塵を拝した2歳年上の全米女王も「本当に美しく、エレガント。朝飯前のようだった」と脱帽していた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…9月に16歳の新星がその名を世界に轟かせた熱演
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は9月にフィギュアスケートの本田真凜(関大高)が見せた衝撃のシニアVデビューだ。「トゥーランドット」に乗せた華麗な舞いに、後塵を拝した2歳年上の全米女王も「本当に美しく、エレガント。朝飯前のようだった」と脱帽していた。
「Marin Honda」の名前が一躍、世界に轟いた。晴れ舞台となったのは、9月16日(日本時間17日)に行われたUSインターナショナルクラシック(米ソルトレイクシティ)のフリーだった。
本田はトリノ五輪金メダルの荒川静香さんが演じた「トゥーランドット」を舞い、冒頭の3回転ルッツで着氷すると、続く3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプも成功させるなど、全ての項目で加点を得るハイレベルな演技を披露。空気が薄い標高1300メートルで酸欠になりかけ、演技後はぐったりと倒れ込んだが、見事に優勝をたぐり寄せた。
米スケート専門メディア「icenetwork」は、16歳の熱演に「ホンダ、ソルトレイクシティで金とともにシニアデビュー」と特集を組み、「彼女の年齢を錯覚させるトゥーランドットの曲で目を見張るような輝かしいパフォーマンスを披露した」と最大級の評価を与えた。