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元世界王者レオン・スピンクス氏が67歳で死去 アリに勝利、アントニオ猪木との対戦も

ボクシングの元WBA・WBC統一世界ヘビー級王者レオン・スピンクス氏が癌のため5日(日本時間6日)に亡くなった。67歳だった。6日(同7日)にAP通信など、複数の海外メディアが報じている。1978年にモハメド・アリ(米国)を破り、世界的な名声を得た。

現役時代のレオン・スピンクス氏。左はモハメド・アリ氏【写真:AP】
現役時代のレオン・スピンクス氏。左はモハメド・アリ氏【写真:AP】

複数の海外メディアが報道

 ボクシングの元WBA・WBC統一世界ヘビー級王者レオン・スピンクス氏が癌のため5日(日本時間6日)に亡くなった。67歳だった。6日(同7日)にAP通信など、複数の海外メディアが報じている。1978年にモハメド・アリ(米国)を破り、世界的な名声を得た。

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 広報会社による発表を伝えているAP通信によると、スピンクス氏は5日の夜に死去。前立腺癌を含め、複数の癌と闘病していたという。

 スピンクス氏はモントリオール五輪で金メダルを獲得。1977年に23歳でプロデビューし、翌年にデビュー8戦目でモハメド・アリに判定勝ち。WBA・WBC世界ヘビー級王座を獲得したが、翌年ダイレクトリマッチで判定負けした。

 1986年には日本でアントニオ猪木との異種格闘技戦のリングに上がり、その後はプロレスのマットにも参戦。ボクシングにも復帰したが、1995年12月の試合を最後に引退した。


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