井上尚弥を「KOしたい」 1階級上の全勝王者が挑戦状「ドネアより俺の方がうまくやれる」
ボクシングのWBAスーパーバンタム級暫定王者のライース・アリーム(米国)がWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)に対して、「KOしたい」と挑戦状を叩きつけている。2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で死闘を演じた元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)の奮闘を引き合いに出しながら、「ノニトができたなら、オレはもっとうまくやれる」と豪語している。
暫定王座決定戦で勝利したアリームが意欲「素晴らしいファイトになると思うよ」
ボクシングのWBAスーパーバンタム級暫定王者のライース・アリーム(米国)がWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)に対して、「KOしたい」と挑戦状を叩きつけている。2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で死闘を演じた元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)の奮闘を引き合いに出しながら、「ノニトができたなら、オレはもっとうまくやれる」と豪語している。
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1月23日に米・コネチカット州のモヒガン・サン・アリーナで行われたWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で、ビック・バシリャス(米国)を倒して、暫定王者となったアリーム。“ザ・ビースト(野獣)”の異名で知られる、18戦全勝の30歳はボクシング情報を扱う米ポッドキャスト番組「ルーキー・ボクシング・ポッドキャスト」のYouTubeチャンネル「ITRボクシング」に登場。一階級下のバンタム級の盟主に挑戦状を叩きつけている。
「個人的な過激な意見だけど、君こそがイノウエをKOできると思うんだけれど、どうだろう。間違っているかな?」と質問されたアリームは「君は間違っていない。素晴らしいファイトになると思うよ。是非ともKOしたいね」と即答した。
自信満々のアリームが、引き合いに出したのはフィリピンの閃光と呼ばれる名手だった。
「オレはドネアと何度もスパーリングをしたことがある。最高な人で、名ファイターだ。モンスター・イノウエと死闘を演じた。目の辺りを骨折させたよね。ノニトができるなら、オレにもできる。俺の方がもっとうまくやれる。最高の試合になるんじゃないかな」