井上尚弥がSバンタム昇級なら「即戦いたい」 ネリが豪語「誰だって倒せると感じる」
WBC世界スーパーバンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦について触れている。次戦はWBA世界スーパーバンタム級正規王者ブランドン・フィゲロア(米国)との対戦を希望していると海外メディアに報じられていた一方、「イノウエが122ポンドに上がってきたら、彼と即戦いたい」と息巻いている。米メディアが報じている。
次戦はどうなる
ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)との対戦について触れている。次戦はWBA世界スーパーバンタム級正規王者ブランドン・フィゲロア(米国)との対戦を希望していると海外メディアに報じられていた一方、「イノウエが122ポンドに上がってきたら、彼と即戦いたい」と息巻いている。米メディアが報じている。
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ネリの動向を伝えているのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」だ。「ルイス・ネリは、ブランドン・フィゲロア戦の後、ステファン・フルトンとの『戦争』へ向けて準備万端」と見出し付けされた記事では、ネリの今後について本人のコメントも交えて伝えている。
ネリは昨年9月に行われたアーロン・アラメダ(メキシコ)とのWBC同級王座決定戦で判定勝ち。2年7か月ぶりに世界王座返り咲きを果たし、デビューからの連勝を31に伸ばしている。次戦は21勝無敗1分けの24歳フィゲロアとの試合を希望していると海外メディアは報じていた。
今回の記事では「ネリは今後数年間は122ポンドに留まることを予想していると話した」と伝え、当面はスーパーバンタム級を主戦場とする模様。フィゲロア戦後はWBO同級王座を奪取したばかりのスティーブ・フルトン(米国)戦も展望しながら、その上で見据えているのが井上との将来的な対戦だという。
井上はバンタム級で4団体統一を目指しているため、当面の間は実現しない。しかし、ネリは「他の誰よりも強いから、誰だって倒せると感じる。もしイノウエが122に上がってきたら、彼と即戦いたい」とコメント。もしも井上がスーパーバンタム級に転向した場合、すぐに戦うことを希望しているようだ。さらに「(階級内か周辺階級に)大物選手がたくさんいて、より多くの金がつぎ込まれるのが嬉しい。俺はWBC王者だ。全員俺を通らなければいけない。そして俺たちはベルトを統一する」としている。
(THE ANSWER編集部)