16歳シェルバコワ、38度発熱跳ね返していた V3達成に「欠場せず闘った自分自身に感謝」
フィギュアスケートのロシア選手権は26日、女子フリーが行われ、アンナ・シェルバコワ(ロシア)が183.79点をマーク。計264.10点とし、大会3連覇を達成した16歳だが、実はショートプログラム(SP)の演技の前に38度の熱が出ていたという。母国メディアが報じている。
SP直前に発熱、フリーの前に欠場勧められるも拒否して優勝
フィギュアスケートのロシア選手権は26日、女子フリーが行われ、アンナ・シェルバコワ(ロシア)が183.79点をマーク。計264.10点とし、大会3連覇を達成した16歳だが、実はショートプログラム(SP)の演技の前に38度の熱が出ていたという。母国メディアが報じている。
シェルバコワは高熱に見舞われながらも頂点に立っていた。ロシアメディア「sports.ru」は「ロシア選手権のSPでシェルバコワは38度の熱とともに演技した。フリーの前に体温を測ることを彼女は拒んだ」と見出しをとって報じている。
記事では現地の報道を引用する形でレポート。SPのウォーミングアップ前に体温を測った結果、38度の熱があったと伝えている。
そんな状況でリンクに立ったSPではノーミス演技で80.31点をマーク。トップに立つと、フリーではコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏から欠場を提案されたというが、本人が拒否する形で演技に臨み、見事に優勝して見せた。
シェルバコワは11月下旬に体調を崩し、グランプリシリーズのロシア杯を欠場。肺炎と診断されていた。新型コロナウイルスの検査は陰性だったことも、記事では伝えている。
また同じく母国メディア「sport24.ru」によると、シェルバコワは優勝を決めた後に「私は単純にとても幸せです。これに関わったすべての人にとても感謝します。そして、欠場せず闘った自分自身に感謝します。すべてうまく行きました!」と話していたという。
(THE ANSWER編集部)