カネロの“執拗な左”に甦る戦慄 王者も苦笑いの威力に米再脚光「見てる方が痛い」
ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)は19日(日本時間20日)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)と同級王座統一戦に臨む。決戦を前に、米メディアは2年前の12月にカネロが3階級制覇を達成した試合の動画を公開。相手に3度も膝をつかせた強烈な左ボディーに、現地ファンからは「華麗な一撃」「見てるこっちが痛くなる」などと反響が寄せられている。
週末登場のカネロ、2年前の圧勝シーンにファン「綺麗な一撃」「野獣だ」
ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)は19日(日本時間20日)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)と同級王座統一戦に臨む。決戦を前に、米メディアは2年前の12月にカネロが3階級制覇を達成した試合の動画を公開。相手に3度も膝をつかせた強烈な左ボディーに、現地ファンからは「華麗な一撃」「見てるこっちが痛くなる」などと反響が寄せられている。
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立っていることも難しい、強烈なボディーショットだ。初回、カネロは密着した相手に強烈な左ボディーをお見舞い。あまりの威力にWBA同級正規王者だったロッキー・フィールディング(英国)はキャンバスに膝をついた。その後も攻めるカネロ。2回にはロープ際で同じ箇所に一撃を入れ、またもダウンを奪取。崩れたフィールディングは苦々しい表情だ。
何とか試合を続行したが、カネロは攻撃の手を緩めない。3回に右フックでこの日3度目のダウンを奪うと、止めはまたも左ボディーだ。左膝をキャンバスにつけ、フィールディングはもはや諦めたかのような苦笑い。レフェリーが試合を止め、カネロの3回TKO勝ちが決まった。
身長、リーチともに10センチ以上上回る相手に圧勝したカネロ。2年前に行われたWBA同級タイトルマッチの実際の動画を米スポーツチャンネル「DAZN」のボクシング専門インスタグラムが公開。コメント欄には「同じことが週末起こるぞ」「これが2年前だなんて」「最も綺麗な一撃」「彼は世界最高だと思う」「見ているこっちが痛くなる」「野獣だ」「カネロが相手なのが悪い」などと米ファンからの反響が寄せられている。
19日の試合では、27戦全勝(19KO)の強敵スミスを迎え撃つカネロ。約1年1か月ぶりのリングでどんな戦いを見せてくれるか、注目だ。
(THE ANSWER編集部)