[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

新谷仁美、日本新快走で東京五輪代表内定! 独走で渋井陽子の記録を18年ぶり更新

陸上長距離種目の日本選手権が4日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1万メートルでは、新谷仁美(積水化学)は日本記録を18年ぶりに更新する30分20秒44で7年ぶり2度目の優勝を飾り、東京五輪代表に内定した。

日本選手権、女子1万メートルで優勝を飾った新谷仁美【写真:奥井隆史】
日本選手権、女子1万メートルで優勝を飾った新谷仁美【写真:奥井隆史】

陸上長距離種目の日本選手権開催

 陸上長距離種目の日本選手権が4日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1万メートルでは、新谷仁美(積水化学)は日本記録を18年ぶりに更新する30分20秒44で7年ぶり2度目の優勝を飾り、東京五輪代表に内定した。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 序盤から一人旅だった。3000メートル地点で後続を大きく引き離す展開。5000メートル通過タイムは15分07秒。直前の女子5000メートルで優勝した田中希実が15分05秒65とほぼ同じタイムの超ハイペースだった。24分16秒で8000メートルを通過。徐々に疲労が見え始め、27分20秒で9000メートルを通過した。苦しい表情を見せながらも、文句なしの日本記録でゴール。レース直後は顔をくしゃくしゃにし、両手を上げて喜んだ。

 新谷が2大会ぶりの五輪代表を決めた。参加標準記録31分25秒00を突破した上で優勝すれば代表に内定。すでに同記録を突破済みの新谷は、タイムに関わらず優勝すれば即内定という状況だった。大会前の同種目自己ベストは日本歴代3位の30分56秒70。日本記録は2002年に渋井陽子がマークした30分48秒89だった。

 32歳の新谷は1月にハーフマラソンで日本新記録を樹立し、9月には5000メートルで日本歴代2位の14分55秒83をマーク。11月22日のクイーンズ駅伝3区では区間記録を1分10秒更新し、異次元の走りを見せつけた。1万メートル9位だったロンドン五輪以降、14年に一度引退し、会社員を経て18年6月のレースで現役復帰。昨年3位に終わった日本選手権を駆け抜けた。

【主な上位選手の順位】
1位 新谷仁美、30分20秒44
2位 一山麻緒、31分11秒56
3位 佐藤早也伽、31分30秒19
4位 鍋島莉奈、31分31秒52
5位 矢田みくに、31分34秒39
6位 萩原歩美、31分36秒04
7位 筒井咲帆、31分36秒19
8位 安藤友香、31分37秒71

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
Lemino
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集