渋野日向子、今季ベスト66で5位 「正直ビックリ」も「今の状態で最高に近いゴルフ」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン最終日は22日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。13位で出た昨年大会女王の渋野日向子(サントリー)は6バーディー、1ボギー、今季ベストスコアの66で回って通算8アンダー。今季最高の5位で4日間を終えた。
6バーディーで猛チャージ「今日は楽しかったです」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン最終日は22日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。13位で出た昨年大会女王の渋野日向子(サントリー)は6バーディー、1ボギー、今季ベストスコアの66で回って通算8アンダー。今季最高の5位で4日間を終えた。
最終日はベストスコアタイの66をマークし、今季初のトップ5入り。ショットは前日までと変わらず荒れ気味だったというが、渋野は「本当に今日もパットに助けられました」と振り返った。
6番で12メートル、9番で15メートルをねじ込むなど、前半だけで4つ伸ばした。「(前半は)ボギーなしで回れた事がすごく良かったと思います。16番のボギーが悔やまれますが、今日6バーディー取れた事は個人的には仕上がったなという感じでした。今日は楽しかったですね」と言う。
悔やまれるのは73だった2日目。「オーバーパーで回ってしまった事でこの結果なので悔やまれますが、その中でもトップ10に入れた事は正直ビックリしています。よく今年ここまでこられたなという感じなので自分でもビックリしています」と正直な胸中を明かし、「今の状態では合格点。最高に近いゴルフが出来たと思います」ともコメントした。
次週は2020年の国内ツアー最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ。先週、国内ツアーでは初めて予選通過し、今週は5位と順位だけを見ても上向いてきていることは確かだ。
「国内戦はあと1試合で4日間を戦えるという事で初日からしっかり自分らしい粘り強いゴルフをしていけたらいいなと思います。内容もしっかり求めていける様に、自分が今出来る事をしっかり出し切れるように頑張りたいなと思います」
最終戦で満開のスマイルを咲かせられるか。復調の手応えも胸に南国・宮崎へと向かう。
(THE ANSWER編集部)