渋野日向子、“奇跡の生還”で予選通過 あわや池ポチャ危機に冷や汗「終わった…と」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン第2日は20日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。首位と3打差の4位で出た昨年大会女王の渋野日向子(サントリー)は2バーディー、4ボギーの73で回って通算1アンダー。終盤に池ポチャかと思われたが、“奇跡の生還”で20位とし、2戦連続の予選通過を決めた。
渋野日向子「ロッカーで頭をガンガンした」、休憩中に“怒り噴出”も予選通過
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン第2日は20日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。首位と3打差の4位で出た昨年大会女王の渋野日向子(サントリー)は2バーディー、4ボギーの73で回って通算1アンダー。終盤に池ポチャかと思われたが、“奇跡の生還”で20位とし、2戦連続の予選通過を決めた。
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冷や汗をかいた。渋野は17番パー5。グリーンまで201ヤードの第2打は手前の池に向かった。池ポチャなら予選落ちのプレッシャーも強まる場面。水しぶきも上がったという。「終わった……という感じでした」。しかし、よく見ると「エッジにボールが見えて、おっと思って嬉しかったです」とニッコリ。奇跡的に池ポチャを免れ、バーディーに繋げた。
「あそこは下が見えるんです。コンクリートか分からないですけど、見えたのであれに当たったのかなと思います。素直にホッとしています。かなりカットラインを気にしてしまいましたけど、17番でバーディーをとれて18番もパーセーブができたので、凄く大きかったなと思います」
最近は気持ちの切り替えについても意識してラウンドしている。一喜一憂しないことは「難しいですね」と感想を吐露。この日は8番でボギーを叩いたこともあり「怒りました。グリーン上でクソーっとやりました。一回吐き出すのもいいかなと。後半休憩があったので、一人でロッカーで頭を手でガンガンやりました。たまにはいいかな」と説明した。
右足裏痛の影響で思うようなショットができない状態。「今日はそんなに痛くなくて、最後の方は疲れが出て気になってはいましたけど、最近の感じからいうと足の調子は良かったです」と回復傾向にあるようだ。
初日は今季国内ベスト68をマークし、勢いに乗りたいところ。連覇がかかる中、首位の笹生優花、西村優菜は7アンダーだ。「まだ6打差ではありますけど、去年ほどビッグスコアが出る状態でもないと思いますし、自分の今の最高のゴルフができればトップに近づいていけると思います」。決勝ラウンドも上を向いて戦い抜く。
(THE ANSWER編集部)