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親日家の米フィギュア選手が30歳で引退 思い出は「羽生結弦選手と共に表彰台」

フィギュアスケートで親日家選手として日本のファンに愛されたショーン・ラビット(米国)が自身のインスタグラムで引退を表明した。思い出の一つに羽生結弦(ANA)と一緒に表彰台に上ったことを挙げ、本田真凜(JAL)ら日本人スケーター、ファンからも労いの声が上がっている。

ショーン・ラビット【写真:Getty Images】
ショーン・ラビット【写真:Getty Images】

ラビットがインスタグラムで報告、本田真凜ら日本人選手からも労い

 フィギュアスケートで親日家選手として日本のファンに愛されたショーン・ラビット(米国)が自身のインスタグラムで引退を表明した。思い出の一つに羽生結弦(ANA)と一緒に表彰台に上ったことを挙げ、本田真凜(JAL)ら日本人スケーター、ファンからも労いの声が上がっている。


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 日本を愛し、日本に愛されたスケーターが現役を引退した。ラビットは13日に更新したインスタグラムに英語と併記する形で日本語のメッセージを投稿。「ファン皆さんに、この度、私ショーンラビットは現役選手生活にピリオドをうつ決断を致しました」と報告した。今後については従来通りコーチを継続し、イベントなどでスケートの魅力を伝えていくと決意。「私の今後の目標はもっと日本で活動していくことです! パフォーマンスショーをしたり、モデルや俳優、バラエティ番組など多岐にわたって活躍していきたいです!」と意欲を示した。

 全米選手権に10度出場し、10位以内に4度入った現役時代も回顧。「アメリカ代表チームの一員として、国際大会出場を経験し、羽生結弦選手と共に表彰台に上がりました」と15年のオータムクラシック3位で優勝の羽生とともに表彰台に上ったことを思い出に挙げた。「これまで世界中を飛び回り、たくさんのショーをこなしてきましたが、私が想像した以上のものを成し遂げてきたんだと実感しています。世界中、そして特に日本のファンの皆さんにとても感謝しています。いつも力をもらっていました」と感謝と決意を記して締めくくった。

 30歳のラビットは大学時代に日本語を学び、兄は日本人女性と結婚。アイスショーなどで来日した際には東京の原宿、目黒川のほか、大阪、神戸、岡山などの観光した様子をインスタグラムで頻繁にアップしていた。今回の投稿にも日本ファンから「長い間、お疲れさまでした」「また演技が見られる日が楽しみ」などとコメントが続々。また、日本人スケーターからも反応が相次ぎ、米国を拠点に練習していた本田からはハートの絵文字3つでコメントがつけられると、「ありがとう」とラビットもハートの絵文字付きで返信していた。

(THE ANSWER編集部)

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