NPB目指す選手の“第2の人生”を形成 アスリート向け教育機関と独立リーグ球団が連携
今年5月、日本初のアスリート向けビジネス教育機関、日本営業大学(本部・大阪市)が開校した。
日本営業大学が兵庫ブルーサンダーズとの提携を発表
今年5月、日本初のアスリート向けビジネス教育機関、日本営業大学(本部・大阪市)が開校した。
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同校では学生選手を含め、現役、引退後のアスリートのセカンドキャリアの形成に向け、教育から就職、独立支援まで一貫してサポート。入学後は基本的に1期3か月間で、ビジネスマナー、ITスキル等のビジネスの基本、社会のルールを学ぶ。また、引退後のために学びたいという現役選手からの希望に応え、空き時間を活用して学べるデュアルキャリアコース(6か月~1年)も新設した。
コロナ禍での開校となった同校では、当初からオンラインによる講義を導入。そのため、全国から受講生が集まり、これまで元プロ野球選手、独立リーグの選手ほか、元Jリーガーやテニスプレーヤー、現役大学生らが学んでいる。
その日本営業大学が10月、兵庫県三田市を拠点とする関西独立リーグ球団・兵庫ブルーサンダーズとの提携を発表。今後は球団と共に、所属選手へのビジネス講座の提供や引退後の選手への就職斡旋など、選手の将来を見据えたキャリアサポートに取り組んでいく。
「皆、NPB(日本プロ野球機構)を目指して日々頑張っているが、残念ながら目標を達成できない選手が多い。球団の活動に携わるようになってから、選手のセカンドキャリアを丁寧にフォローしたい思いが常日頃あった」と話すのは、川崎大介兵庫ブルーサンダーズ代表。