井上尚弥に完敗マロニーを双子の弟が労い「兄を誇りに思う」「PFP最高の男と戦った」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が10月31日(日本時間1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニーに7回2分59秒KO勝ちした。敗れたものの堂々と戦ったマロニーに、元WBA世界スーパーフライ級正規王者で双子の弟アンドリュー・マロニー(ともにオーストラリア)は「今まで以上に良い選手となって、世界チャンピオンになること間違いない!」などと労いの言葉を送っている。
双子の弟アンドリューがSNSで兄へメッセージ「偉大な選手になるため挑戦」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が10月31日(日本時間1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニーに7回2分59秒KO勝ちした。敗れたものの堂々と戦ったマロニーに、元WBA世界スーパーフライ級正規王者で双子の弟アンドリュー・マロニー(ともにオーストラリア)は「今まで以上に良い選手となって、世界チャンピオンになること間違いない!」などと労いの言葉を送っている。
マロニーは井上を相手に、怯まず前に出て戦った。序盤からキレのある動きに翻弄されながらもガードを高く固め、時折鋭いパンチを当てる場面もあった。しかし、6回にカウンターの強烈な左フックをもらいダウン。7回にもカウンターの右ストレートを被弾し、膝から崩れ落ちると立ち上がることはできなかった。
マロニーにとっては2度目の世界戦でキャリア2敗目。KO負けは初めてだった。世界王者という目標を手にすることはできなかったが、双子の兄の戦いには弟アンドリューも感銘を受けたようだ。
「兄を誇りに思う。昨晩、欲しかった結果は得られなかったけれど、偉大な選手になるために挑戦し、多くの人がパウンド・フォー・パウンド(PFP)で最高だと考える選手と戦ったんだ。ジェイソンが今まで以上に良い選手となって、世界チャンピオンになること間違いない!」
自身のツイッターにこうつづり、兄とリング上で肩を組んだ写真を公開したアンドリュー。権威ある米専門誌「ザ・リング」のPFPなどで上位に名を刻む井上との対戦を糧に、世界王者になることを望んでいた。
(THE ANSWER編集部)