樋口新葉、GP初Vならずも渾身の演技で2位 三原は4位、本田は5位でフィニッシュ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・中国杯は4日、女子フリーが行われ、樋口新葉(日本橋女学館高)は合計点212.52で2位、三原舞依(シスメックス)は206.07点で4位、本田真凜(関大高)は198.32点で5位に入った。SP4位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が213.88点で優勝を果たした。
GPシリーズ第3戦・中国杯フリー、樋口が212.52点の高得点で表彰台
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・中国杯は4日、女子フリーが行われ、樋口新葉(日本橋女学館高)は合計点212.52で2位、三原舞依(シスメックス)は206.07点で4位、本田真凜(関大高)は198.32点で5位に入った。SP4位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が213.88点で優勝を果たした。
第1組の3番目で登場した三原は、冒頭の連続ジャンプで見事に着氷。その後はジャンプも含め、ほぼノーミスの演技で滑り終えると、充実の笑顔を浮かべた。139.17点は今年4月の世界国別対抗戦でマークした146.17点には及ばなかったものの、世界選手権の138.29点を上回る高得点で、200点超えを果たした。
第2組の1番目で登場した本田は、冒頭のジャンプに成功した。しかし、その後ジャンプが抜けるシーンもあり、パーフェクトな演技とはいかず。合計得点も200点に届かず198.32点だった。
そして、日本人選手最後の登場となった樋口は、映画「007 スカイフォール」の主題歌に合わせて渾身のパフォーマンスを披露した。冒頭のダブルアクセルをはじめジャンプをノーミスでクリアし、演技が終わった瞬間には力強いガッツポーズ。自身初のGPシリーズ優勝とはならなかったが、フリーで141.99点、合計212.52点という高得点で第1戦のロシア杯(3位)に続く表彰台を決めた。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer