ダルビッシュは「CY賞争いの先頭だ」 圧巻7回11Kを米称賛「多彩な投球で圧倒」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。快投に対し、米メディアは続々と称賛。昨季終盤から好投が続いていることに触れ「サイ・ヤング賞争いで先頭を走っている」と伝えている。
昨季終盤からの安定感ある投球に米メディアが注目
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。快投に対し、米メディアは続々と称賛。昨季終盤から好投が続いていることに触れ「サイ・ヤング賞争いで先頭を走っている」と伝えている。
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圧巻の投球だった。初回、ダルビッシュは先頭のソガードから内角速球で見逃し三振を奪うとエンジン全開。最速97.9マイル(約157.6キロ)の直球と、キレのある変化球で7回まで毎回奪三振をマーク。7回1死で5番スモークに右越えソロを浴びるまで無安打投球を披露し、四死球は3つ、11奪三振とねじ伏せた。
今季3勝目をあげ、防御率1.88と抜群の安定感を示しているダルビッシュ。昨季終盤からの安定感に注目したのは、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」だった。「ユウ・ダルビッシュは途中まで無安打投球を続け、カブスは1907年以来の最高のスタートを切った」と見出しを打って記事で報じている。
「2019年終盤からダルビッシュは輝き、成功している」と記している記事では、昨季の最終13登板で81回2/3を投げ、防御率2.76、118奪三振をマークし、与四球がわずか7つであったことを紹介。今季もここまでWHIPが0.75と安定していることに触れ「サイ・ヤング賞争いで彼は今や先頭を走っている。そしてカブスはダルビッシュだけではない。現在の先発ローテの防御率は2.55でチーム成績は13勝3敗である」と伝えている。
また、シカゴのラジオ局「670ザ・スコア」のクリス・エマ記者は「ユウ・ダルビッシュによる見事なパフォーマンス。多彩な投球選択肢でブルワーズを圧倒した。ダルビッシュは今季4試合に先発し、防御率1.88でK/9は10.13」と自身のツイッターで言及。ブルワーズ戦の快投は、米メディアにとっても目を見張るものだったようだ。
(THE ANSWER編集部)