ダルビッシュへ称賛続々 51年ぶり快挙導く好投に米メディア「先発陣の好調を牽引」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が5日(日本時間6日)、ロイヤルズ戦で今季3度目の先発。7回5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。カブスは開幕12試合で10勝に到達。チームでは51年ぶりの快挙となった。米メディアは「カブス先発陣の好調を牽引」「優秀なピッチャーとしての姿を取り戻しつつある」などダルビッシュへ続々と称賛を送っている。
カブスは開幕から12戦で10勝に到達、チーム史上4度目の快挙
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が5日(日本時間6日)、ロイヤルズ戦で今季3度目の先発。7回5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。カブスは開幕12試合で10勝に到達。チームでは51年ぶりの快挙となった。米メディアは「カブス先発陣の好調を牽引」「優秀なピッチャーとしての姿を取り戻しつつある」などダルビッシュへ続々と称賛を送っている。
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ダルビッシュは3回無死一、三塁から併殺の間に1点を失うも、その後は得点を与えず。6回には無死二塁、一死三塁のピンチを背負ったが踏ん張り、7回は3者凡退としてマウンドを降りた。与四球1、4奪三振の内容だった。最速は97.5マイル(約156.9キロ)。
6回2安打無失点だった前回登板に続き、2戦連続でQSを達成。カブスは6連勝で、開幕から12試合で10勝に到達した。MLB公式は「1901年以降、カブスが開幕12試合で10勝以上を挙げたシーズンは4回しかない(1907年=10勝2敗、1934年=10勝2敗、1969年=11勝1敗、2020年=10勝2敗)」と、51年ぶりの快挙を伝えている。
背番号11の躍動に、米メディアは続々と称賛を送っている。MLB公式サイトのカブス番記者ジョーダン・バスティアン氏は「ダルビッシュは力強く、防御率も向上。また、チームにはドラマを起こさせないための武器もそろっている」とツイッターにつづっている。
また、米放送局「NBCスポーツ・シカゴ」電子版は「ユウ・ダルビッシュがカブス先発陣の好調を牽引 ブルペンが引き継ぐ」との見出しで記事を掲載し、「ダルビッシュは7回を安定したピッチングで投げ抜いている」と記している。
米地元紙「シカゴ・トリビューン」も、「今季のスタートは不安定だったが、ユウ・ダルビッシュは昨季終盤に見せた優秀なピッチャーとしての姿を取り戻しつつある」と評価。なお同紙によると、同一カード3連戦でダルビッシュを含むカブスの先発3人がそれぞれ最低7回までを投げ抜いたのは、2016年9月19日から21日までのシンシナティ・レッズ戦以来の出来事だったという。
(THE ANSWER編集部)