【陸上】日本選手権Vの松江北・福田が高校総体女子800m優勝「本当に嬉しい」
中国地方を舞台に行われている平成28年度全国高等学校総合体育大会。1日の女子800メートルでは高校生ながら今年の日本選手権を制した福田翔子(松江北3年)が2分4秒24の好成績で優勝を遂げた。
重圧の中で優勝、目真っ赤に染める
中国地方を舞台に行われている平成28年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ/特別協賛・大塚製薬)の陸上競技が岡山シティライトスタジアムで開催されている。1日の女子800メートルでは高校生ながら今年の日本選手権を制した福田翔子(松江北3年)が2分4秒24の好成績で優勝を遂げた。
6月に行われた日本選手権で福田は大学生や社会人に交じり、2分05秒92のタイムで優勝を飾った。また高校日本記録の2分04秒00も自身が記録するなど、絶対的な優勝候補として大会に臨んだ。決勝では1周目で2番手につけ、2周目のバックストレートからスピードアップし、追いすがる後続を突き放して優勝した。
実力を見せつけた福田は涙もろい性格で、この日も目を真っ赤に腫らして「とにかく嬉しいです」と喜びをかみしめた。日本選手権に続く800メートル女王となった福田だが、精神的な重圧も感じていたようだ。
「最初は『プレッシャーはない』と自分の中では思っていたんですけど、やっぱり心のどこかでプレッシャーのようなものを感じていて『インターハイを優勝しなきゃいけない』と思っていたので、実際に優勝できて本当に嬉しいです」