UFCで“ブザー同時”失神KO 元王者の閃光右フックが反響「やばいくらい完璧」
米最大の総合格闘技「UFC」は6日(日本時間7日)、ネバダ州ラスベガスで「UFC250」を開催。バンタム級では元王者のコーディ・ガーブラント(米国)がハファエル・アスンソン(ブラジル)に2回4分59秒KO勝ち。強烈右フックで、ラウンド終了を告げるブザーとほぼ同時に勝利をつかんだ。米メディアが実際の動画を公開すると「やばいくらい完璧」「拳を解き放った」などと反響が集まっている。
ガーブランドの2回終了1秒前の勝利にファン「ブザーが鳴るって知ってたな」
米最大の総合格闘技「UFC」は6日(日本時間7日)、ネバダ州ラスベガスで「UFC250」を開催。バンタム級では元王者のコーディ・ガーブラント(米国)がハファエル・アスンソン(ブラジル)に2回4分59秒KO勝ち。強烈右フックで、ラウンド終了を告げるブザーとほぼ同時に勝利をつかんだ。米メディアが実際の動画を公開すると「やばいくらい完璧」「拳を解き放った」などと反響が集まっている。
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2回、金網を背にしたガーブラントは、沈めた上半身を起こしながら右フック。強烈かつ的確に顎をとらえた一撃で、アスンソンはうつ伏せに失神。ほぼ同時にラウンド終了を告げるブザーが鳴ったが、レフェリーは試合終了を宣告した。記録は2回終了1秒前のKOとなり、勝者のガーブラントは右手を上げて誇らしげだった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アクションネットワーク」公式ツイッターは「冗談だろ? コーディ・ガーブラントのブザーが鳴りながらのKO勝利」とつづって動画で公開。投稿には「やばいくらい完璧」「今まで見てきたもののなかで、屈指の華麗な一打」「彼はブザーが鳴るって知っていたな」「すごい!拳を解き放ったな」「コーディが帰ってきた」などとコメントが寄せられている。
28歳のガーブラントは2016年12月にUFC世界バンタム級王座を獲得しながら、翌年11月の世界戦に敗れて陥落。以降約3年半もの間、勝利から遠ざかっていた。元王者の見事な復活勝利だった。
(THE ANSWER編集部)