カネロ、サンダース戦合意せず 次戦は「9・12」GGG戦と海外報道「第3戦に直接向かう」
ボクシングのカネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦は、WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)ではなく、GGGことIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦になる可能性が高まった。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
新型コロナで5月サンダース戦延期、合意せず9月ゴロフキン戦へ
ボクシングのカネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦は、WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)ではなく、GGGことIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦になる可能性が高まった。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
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カネロの次戦はゴロフキンになるかもしれない。当初、同メディアは5月2日に米ラスベガスのTモバイルアリーナでサンダースと戦うことに合意したと報じていた。しかし、17日に「カネロ・サンダース戦の話し合い、まとまりかけるも契約合意に至らず」の見出しを打って記事を掲載。こう続けている。
「新型コロナウイルスの感染拡大のために同イベントは延期。このため、現状としてカネロのサンダース戦の可能性はなく、カネロは9月12日の予定となっているゲンナジー・ゴロフキンとの第3戦に直接向かうこととなる」
カネロは5月のサンダース戦を終えた後、9月12日にゴロフキン戦に臨むと複数の海外メディアで報じられていたが、新型コロナウイルスの影響でサンダース戦が延期に。ボクシング界で興行再開の目途が立たず、先送りとなっていた。記事ではこう説明している。
「(カネロが契約する)ゴールデンボーイ・プロモーションズのエリック・ゴメス社長はカネロ―サンダース戦について、話し合いがまとまりかけていたものの、条件面での調整が終わらず、契約合意に至らなかったと説明。結果、別のボクサーとの対戦を余儀なくされることとなったという」