【名珍場面特別編】井上尚弥の父を突き飛ばし ロドリゲス陣営暴挙に海外辛辣「愚かだ」「最悪のミス」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向けて、THE ANSWERでは過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレイバックする。今回は昨年5月にボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝に登場した井上尚弥(大橋)の陣営を巡る戦前の騒動だ。
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―井上尚弥父が突き飛ばされたシーン
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向けて、THE ANSWERでは過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレイバックする。今回は昨年5月にボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝に登場した井上尚弥(大橋)の陣営を巡る戦前の騒動だ。
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対戦相手のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の公開練習を視察したトレーナーの父・真吾氏が相手陣営に阻止され、WBSSが決定的瞬間を動画付きで公開。海外ファンから「愚かだ」「最悪のミス」などと辛辣な声が殺到した。
大きな注目を浴びたグラスゴー決戦。その戦前に起きたまさかのシーンを紹介したのは、WBSSだった。公式ツイッターで「ザ・プッシュ:ウィリアム・クルーズがイノウエの父でトレーナーを公開練習で押しのける」というメッセージとともに、ロドリゲスのトレーナー、クルーズ氏の振る舞いの一部始終を動画付きで公開した。
真吾氏がシャドーボクシングするロドリゲスを撮影していると、クルーズ氏が歩み寄った。スタッフの制止を跳ねのけながら、額を押し付けるかというほど接近して威圧行為に出ると、あろうことか真吾氏を左手で突き飛ばし、突然の出来事に真吾氏はもちろん、周囲の関係者も驚いた表情だ。動画を見た海外ファンはコメント欄で次々と反応した。
「この愚か者がモンスターを目覚めさせてしまった」「不運なことに、土曜日にボコボコにされるのは(ロドリゲスの方で)彼じゃないんだな」「彼の息子が土曜日、胸を張らせてくれますよ」「イノウエが今すぐこの男を破壊してくれることを祈る」「最悪のミスだ。ロドリゲスはとんでもない代償を払うことになるだろう」「これでイノウエが彼を眠りにつかせることを願う」「これはとんでもないミスだ」などとロドリゲス陣営に対する批判が相次いだ。
当時の報道で、クルーズ氏は「報道陣が自分の仕事をすることに何の問題もない。イノウエ陣営は我々のトレーニングを見ながら、撮影していた。だから、自分の役割をしたまでだ。彼らの前に立って撮影をやめさせたんだ。そういうことだ」と自らの正当性を主張していた。しかし、試合はハイレベルな技術戦の末、2回に3度のダウンを奪った井上が勝利を収めた。
(THE ANSWER編集部)