タイソン伝説の始まり― 初戴冠、20歳の戦慄KOに米衝撃「マジで伝説だ」「荒々しい」
ボクシング界に今なお伝説の王者として輝くマイク・タイソン(米国)。元ヘビー級3団体統一王者が初めてチャンピオンベルトを巻いたのは1986年、20歳だった。当時の王者トレバー・バービック(カナダ)をわずか2ラウンドで仕留める圧巻のKOシーンを、米メディアが動画付きで再脚光。ファンに再び衝撃を与えている。
初のタイトル挑戦で2回TKO、圧倒的な勝利を米メディア復刻
ボクシング界に今なお伝説の王者として輝くマイク・タイソン(米国)。元ヘビー級3団体統一王者が初めてチャンピオンベルトを巻いたのは1986年、20歳だった。当時の王者トレバー・バービック(カナダ)をわずか2ラウンドで仕留める圧巻のKOシーンを、米メディアが動画付きで再脚光。ファンに再び衝撃を与えている。
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今から34年前。タイソンがボクシング界に最初の衝撃を残した。勝負は早々に決まった。第2ラウンド。荒々しく王者に詰め寄る、20歳のタイソン。オーバーハンドの右をヒットさせると、さらに追撃。左右の連打でコーナーに吹っ飛ばす。そしてハンマーのように振り回した右で最初のダウンを奪う。
何とか立ち上がるバービック。だが、タイソンは逃さない。豪快なアッパーから、左フックを叩き込み再びダウンを奪う。マットに背をついた王者も懸命に立ち上がろうとするが、ダメージの色は濃く、足元がおぼつかない。2度もよろけて尻餅をつく。試合続行は不可能だった。圧倒的な強さを見せつけた2回TKO。20歳5か月で史上最年少の世界ヘビー級王者に上りつめた瞬間だった。
衝撃的なダウンシーンを動画付きで復活させたのは、米スポーツ専門局「ESPNリングサイド」公式ツイッターだった。