“自粛ムード”の中でUFCが開催を続けるワケ 代表はトランプ大統領のお墨付きを強調
世界的にスポーツイベントの中止が相次いでいる中で、世界最大の総合格闘技「UFC」は継続されている。14日(日本時間15日)には「ファイト・ナイト・ブラジル」を無観客で開催する予定だという。米紙がその理由を伝えている。
日本時間15日のブラジル大会は無観客で開催
世界的にスポーツイベントの中止が相次いでいる中で、世界最大の総合格闘技「UFC」は継続されている。14日(日本時間15日)には「ファイト・ナイト・ブラジル」を無観客で開催する予定だという。米紙がその理由を伝えている。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、中止、延期が相次いでいるスポーツ界。一方で開催が続いている競技の1つがUFCだ。ブラジルでは大統領の側近に新型コロナへの感染が伝えられるなど、被害は拡大しているが、14日のブラジル大会は無観客ではあるが、予定通り開催される。そこにはUFCのダナ・ホワイト代表の強い意向が関係しているようだ。
米紙「ニューヨークポスト」は「ダナ・ホワイト氏とトランプ大統領の会談を経て、UFCは継続されることに」と見出しを打って報じている。
「新型コロナウイルスの影響でプロからリトルリーグに至るまであらゆるスポーツイベントが中止または延期される中、UFC代表でありドナルド・トランプ大統領支持者のダナ・ホワイト氏は、トランプ大統領及びマイク・ペンス副大統領の助言に基づき今後の数試合を行うつもりであるという」
トランプ大統領支持者だというホワイト氏。記事によると「我々のスポーツを考えてみて欲しい。いつも健康と安全を保ったうえで熱狂しているじゃないか。それこそ、我々が行おうとしているものだ」とコメント。またトランプ大統領、ペンス副大統領とも会談し、意向を説明したのだという。