井上尚弥、カネロでもない メイウェザーが独自のPFP1位に選んだ“最強王者”は?
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)が、全17階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)について言及している。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、最も権威ある米専門誌「ザ・リング」のPFPで現在3位にランクイン。米メディアが報じたメイウェザー氏の1位とは……。
元5階級制覇王者メイウェザーがPFP1位に言及
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)が、全17階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)について言及している。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、最も権威ある米専門誌「ザ・リング」のPFPで現在3位にランクイン。米メディアが報じたメイウェザー氏の1位とは……。
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メイウェザー氏のPFP1位は誰なのだろうか。無敗で現役を退いた元王者の言葉を報じたのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。現在、カネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が1位に君臨し、世界最速の3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が2位、井上が3位となっているPFP。記事によると、メイウェザー氏は英ロザラムのイベントに参加し、ファンとの質疑応答でこう話しているという。
「もし今、誰がNo.1のパウンド・フォー・パウンド・ファイターか言わなければならないとしたら、それは言えないな……。というのも、2人いるからだ。ボクシング界で最もエキサイティングなファイターなら、ガーボンタ・“タンク(戦車)”・デービスだ。アイツが一番エキサイティングだよ。今なら、あいつにボクシングというスポーツの最高にエキサイティングなファイターという称号を言い渡す」
デービス(米国)はWBA世界ライト級正規王者。記事では「スポーツ界最高の『エキサイティング』なボクサーにはガーボンタ・デービスを選んでいる」と説明している。メイウェザー氏が手掛ける「メイウェザー・プロモーションズ」に所属する25歳。23勝(22KO)でKO率は驚異の95.7%を誇り、“メイウェザーの秘蔵っ子”として将来が期待されてきた。しかし、自身と関係が深い選手でもあり、ひいき目もあるだろう。同氏はこう続けている。