「ISU初代MVP賞」は羽生結弦だ 恩師オーサー氏が断言「私の教え子だからじゃない」
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)を指導するブライアン・オーサー氏がロシアメディア「sports.ru」の単独インタビューに応じ、羽生について語った。今季から新設された「国際スケート連盟(ISU)スケーティングアワード」について、MVP賞は羽生と断言。その理由についても明かしている。
露メディアの単独インタビューで語る「彼は単純にベストの中のベストです」
フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)を指導するブライアン・オーサー氏がロシアメディア「sports.ru」の単独インタビューに応じ、羽生について語った。今季から新設された「国際スケート連盟(ISU)スケーティングアワード」について、MVP賞は羽生と断言。その理由についても明かしている。
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記事は同メディアが世界ジュニア選手権が行われているエストニア・タリンで行ったもの。平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)ら教え子について触れているが、五輪連覇した羽生についても多く語っている。まず、話題に挙がったのは今季から新設された「国際スケート連盟(ISU)スケーティングアワード」だ。
これについて考えを求められたオーサー氏は「これは素晴らしい企画だと思います」と賛同。「スケーターたちが自分たちを特別で、そして著名と感じる機会が生まれることは素晴らしい。なぜなら、彼らはそれに値していたから。これよって米国、カナダで観衆、マスコミの注目をフィギュアにまた向けさせられるかもしれません」と考えを明かした。
オーサー氏も「チャンピオンだけに賞が与えられるわけではないところがいい」という通り、新人賞、ベストドレッサー賞、振付賞、コーチ賞など、7つの部門がある。しかし、栄えある「最優秀選手(MVP)賞」を選ぶなら誰かと問われると、オーサー氏は「ユヅル・ハニュウだ」と断言し、理由を明かした。
「それは彼が私の教え子だから言っているわけではありません。彼はフィギュアスケートにとても多くのものをもたらしました。スケーターにも、観衆にも、そしてファンにも。もちろん、彼のファンの大半はアジアに住んでいます。でも忘れないでください、そこが今日の我々の主要なマーケットであることを」