13歳ワリエワは「ロシアの若き天才」 世界ジュニア圧勝を海外メディア続々称賛
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は7日(日本時間8日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位のジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者、13歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が152.38点、合計227.30点で圧勝。海外メディアも「ロシアの若き天才」「精巧なスピンとフットワーク」などと称賛している。
ロシアの次世代の逸材が圧勝、IUS公式サイト「精巧なスピンとフットワーク」
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は7日(日本時間8日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位のジュニアグランプリ(GP)ファイナル覇者、13歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が152.38点、合計227.30点で圧勝。海外メディアも「ロシアの若き天才」「精巧なスピンとフットワーク」などと称賛している。
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ロシアの次なるスター候補は、この13歳だ。ワリエワは冒頭の4回転トウループは着氷にミスがあったが、続く4回転―2回転の連続トウループは綺麗に決めた。以降は長い手足から高いジャンプを次々に繰り出し、着氷。ステップ、スピンもオールレベル4を獲得するなど、ジュニア離れした演技レベルで圧勝を飾った。
海外メディアも高く評価した。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は「エテリ・トゥトベリーゼ門下生のロシアの若き天才」と評した上で「カミラ・ワリエワがタリンで開催された世界ジュニア選手権でデビュー、同大会女子シングルを制した」と大会デビュー戦で優勝したことをレポートした。
国際スケート連盟(ISU)も公式サイトで演技をレポート。「13歳のワリエワは最初の4回転トウループの着氷こそステップアウトしたものの、その後すぐさま修正。精巧なスピンとフットワークでレベル4を獲得した」とジャンプだけじゃないワリエワの技術力の高さを特筆していた。
平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ、目下の女子を席巻するアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワといったトップ選手と同じトゥトベリーゼ氏に師事する13歳。今季からジュニアに上がったばかりだったが、ジュニアGPファイナルと合わせ、ジュニア2冠も達成した。
15歳で迎える22年北京五輪は出場できる年齢。目下、「天才3人娘」が牽引しているが、ワリエワが2年後に中心選手となっている可能性は十分にある。
(THE ANSWER編集部)