井上尚弥が表彰式欠席 筋肉疲労で39度近くの発熱も大橋会長「大丈夫です」
ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、都内で行われ、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が2年連続3度目の最優秀選手賞に輝いた。昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で5階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちした激闘が年間最高試合(世界戦)に選出。井上はKO賞を獲得した18年度に続く2冠となったが、表彰式は発熱による体調不良で欠席した。
井上尚弥が年間MVP&最高試合賞
ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、都内で行われ、WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が2年連続3度目の最優秀選手賞に輝いた。昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で5階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちした激闘が年間最高試合(世界戦)に選出。井上はKO賞を獲得した18年度に続く2冠となったが、表彰式は発熱による体調不良で欠席した。
2日から走り込み中心のグアム合宿に出発し、6日に帰国していた。壇上では陣営の大橋秀行会長や松本好二トレーナーが代理で表彰状を受け取った。大橋会長が取材に応じ「朝7時に連絡があって熱があると。39度近くあるらしい。時期が時期なので休ませた」と説明した。
式典中に病院で受けた検査結果を聞き、インフルエンザではないようで「筋肉疲労からくる発熱とのことです。大丈夫です」と大事には至らないと強調。グアム合宿中は父でトレーナーの真吾氏から練習状況を共有しており「非常にきつくやっていたみたい。(練習による)発熱は初めてですね」と帰国後の深夜から熱があったという。
12日にフィリピンからスパーリングパートナーが来日予定。合宿後は数日の休みをとる予定だったこともあり、大橋会長は井上の状態を見ながら「13日に予定通りスパーリングをすると思います」と話した。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)