フューリー、引退試合はマンU本拠地を希望か 英メディア報道、現役残り3戦とも発言
ボクシングのヘビー級元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)は、2月22日にWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)と“世紀の再戦”を迎える。以前から海外メディアに対して“引退プラン”を口にしていたが、イングランド1部プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが本拠地としているオールドトラフォードを引退試合の舞台とする構想があるようだ。英メディアが報じている。
WBCヘビー級王者のワイルダーと2月22日に“世紀の再戦”「ノックアウトする」
ボクシングのヘビー級元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)は、2月22日にWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)と“世紀の再戦”を迎える。以前から海外メディアに対して“引退プラン”を口にしていたが、イングランド1部プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが本拠地としているオールドトラフォードを引退試合の舞台とする構想があるようだ。英メディアが報じている。
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また壮大な構想を口にした。1月には海外メディアに、ワイルダーら残り3人と戦って引退するというプランを語っていたフューリー。今回は、壮大な引退試合の構想を明かしているようだ。英スポーツメディア「スポーツバイブル」によると「その試合(引退試合)は、多分オールドトラフォードで行うだろう。俺の素晴らしいキャリアの幕引きってわけさ」と語っているという。
オールドトラフォードは、マンチェスター・ユナイテッドが本拠地としており、数々の名勝負が行われてきたことから“シアター・オブ・ドリームズ”の別名を持つ。ラグビーにも使用されているほか、ボクシングでは1993年にWBC&WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ、クリス・ユーバンク対ナイジェル・ベンの試合が行われている。
記事によると、フューリーは今後について「まず、ワイルダーをノックアウトするが、奴はこれ以上の再戦をするつもりはないだろう。次に、ジョシュアだ。ジョシュアも叩きのめす」と発言。王者返り咲きを果たした後には、同級3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)との4団体統一戦を見据えているという。
その後の引退試合は誰と戦うのか。1月には、WBC同級暫定王者ディリアン・ホワイト(英国)とのラストマッチを望んでいると報じた海外メディアもあったが、「スポーツバイブル」は2012年にWBC世界同級王者に挑戦経験のあるデレック・チゾラ(英国)が引退試合に望む相手だと報じている。
フューリーはチゾラについて「昔からのダチ。あいつには『俺の最後の試合はお前とだ』って常々言っていたよ」と語っているという。両者は過去に2試合戦っており、いずれもフューリーが勝利している。
英放送局「BTスポーツ」に対しては「やりたいことをやれているのだから俺は幸せさ。引退までの時間を穏やかに過ごし、もう3戦は勝利したい。残り3試合だ」と強調したというフューリー。“2・22決戦”に勝利し、思い描いた通りの引退ができるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)