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村田諒太を米フォーブス誌が特集 カネロ相手候補で紹介「高度のIQを示してきた」

ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)はパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのビッグマッチ実現の可能性がある。そんな中、米経済誌「フォーブス」が世界的スーパースターと対峙する日本人チャンプに対して「リョウタ・ムラタとは何者か」と特集している。

村田諒太【写真:Getty Images】
村田諒太【写真:Getty Images】

米経済誌「フォーブス」がファンへ村田諒太の紹介特集

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)はパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのビッグマッチ実現の可能性がある。そんな中、米経済誌「フォーブス」が世界的スーパースターと対峙する日本人チャンプに対して「リョウタ・ムラタとは何者か」と特集している。

 フォーブス誌も村田に注目している。「カネロ・アルバレスの次なる対戦相手 リョウタ・ムラタとは何者か」という見出しで特集。「5月に2人がリングに上るまでに時間がある。アルバレスの次戦の相手について、知っておくべきことは存在する」と本場アメリカのボクシングファンに紹介している。

 村田が16勝(13KO)2敗というプロとしての戦績に加え、2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得したことや、トップランク社と契約し、デビュー12連勝を果たしたことを紹介している。

 そして、最強王者に対して、村田の誇る優位性も指摘している。「ムラタはミドル級では6フィート(184センチ)と長身で、リーチも75インチ(190センチ)を誇る」と説明。身長173センチ、リーチ179センチというカネロと比較し「カネロに対して、重大な長さというアドバンテージを持つことになる」と分析している。

 その一方で、「ムラタは凄まじいスピードの持ち主ではないが、素晴らしいバランスの持ち主。ボディー打ちを好み、ジャブで距離を測り、強烈なオーバーハンドの右につなげる」と評価。「ムラタはプロのキャリアで強い心とともに高度のIQを示してきた」と村田の心技体を高く評価している。

「アルバレスの対戦相手として、ファンはボクシング界のエリートファイターの一人を大番狂わせで倒すために全力を尽くす彼に賭けてもいいのではないか」

 PFP最強と評価されるカネロを倒せるのか。村田は本場アメリカでも注目を浴びている。

(THE ANSWER編集部)


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