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井上尚弥に3年ぶり「年間3試合」計画 年内4団体統一へ、大橋会長「ケガがなければ」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日、都内で会見し、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行うことを正式発表した。3団体統一戦に臨むのは日本人初。陣営の大橋秀行会長は3年ぶりとなる年間3試合の青写真を明かした。

3年ぶりの年間3試合を計画している井上尚弥【写真:小倉元司】
3年ぶりの年間3試合を計画している井上尚弥【写真:小倉元司】

「4・25」、今秋、年末の3試合が理想? 年内に4団体統一なるか

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日、都内で会見し、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノでWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と3団体統一戦を行うことを正式発表した。3団体統一戦に臨むのは日本人初。陣営の大橋秀行会長は3年ぶりとなる年間3試合の青写真を明かした。

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 今年はモンスターの試合を3度見られるかもしれない。カシメロ戦は、11月7日に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦から約5か月半後の試合。試合間隔について、大橋会長は「ケガもあったのでちょうどいい」と語った。右目眼窩底と鼻骨を骨折したが、休養は十分。井上も「試合が終わってから全ての経過観察は行い、異常はなかったのでいつも通り進めていきたい。(ケガは)全く問題ないです。怖さも全然ないです」と強調した。

 井上は2014年4月の世界初挑戦以降、拳の負傷中だった15年を除き14、16、17年に3試合ずつ開催。18年は5月にバンタム級転向初戦、10月にWBSS初戦となり2試合だった。19年は5月の準決勝、11月の決勝の2試合にとどまり、試合間隔が空いた。

 マッチメイクなど障壁はあるものの、大橋会長は今年の試合数について「ケガがなければ3回になるのかな」と言及。米興行大手・トップランク社とプロモート契約を結び、直近ではカシメロ戦を含めて2試合を米国開催の予定としている。順調なら今秋に2試合目を行い、年末に日本で3戦目を開催できるかもしれない。

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