村田諒太と対戦浮上のカネロ 英紙は地元勢との激突を待望「彼の価値を一層高める」
ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)はパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのメガマッチ実現の可能性が浮上しているが、英紙「デイリー・スター」は地元勢の対戦候補の存在も推している。
スミス&サンダースの英国勢との対戦に期待「惑星最高の選手の1人だ」
ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)はパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位のカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)とのメガマッチ実現の可能性が浮上しているが、英紙「デイリー・スター」は地元勢の対戦候補の存在も推している。
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5月に予定されるカネロの次戦に村田が浮上する一方、英国からは待ったの声が出ている。記事では、カネロの対戦相手について「英国人の方がより多くを提供できる」と見出しで触れ、特集を展開している。
記事によると、カネロの次戦相手の本命に村田が浮上していると指摘。「サウル・カネロ・アルバレスは次なる相手を依然として検討しているが、日本のリョウタ・ムラタとの激突にかなり惹かれている」と報道している。
ただし、WBA世界スーパーミドル級王者カラム・スミス、WBO同世界王者ビリー・ジョー・サンダースという英国勢も対戦相手に候補として報じられている現状から、地元紙としては母国の選手との対戦を主張している。
「日本行きかムラタをベガスに呼ぶことはサッカーチームのプレシーズンツアーと同義だ。新たな市場を開拓にはなるだろうが、サンダースかスミスは惑星最高のファイターの1人であることから、彼の価値を一層高めることになるだろう」
一方で、村田戦には別の意義も存在するという。「日本のムラタが対戦相手の本命に浮上することは、アルバレスとDAZNの市場価値を極東で高めることにつながる」と分析。日本のスター選手との対決は新たな価値を生み出すことにも触れていた。
(THE ANSWER編集部)