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井上尚弥、海外で未だ根強い“ネリ戦待望論” 米メディア「実現に複数の説得力ある」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米興行大手「トップランク」と契約し、4月に米上陸戦が有力視されている。その先の道のりについても注目が集まっているが、米メディアはあらゆる規制を取っ払った“夢カード4傑”に前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との試合を選出。「実現は複数の観点から説得力のあるものだ」と主張している。

井上尚弥(左)とルイス・ネリ【写真:荒川祐史・Getty Images】
井上尚弥(左)とルイス・ネリ【写真:荒川祐史・Getty Images】

米メディアが「型にはまらない考え方」の夢カード4試合を選出

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米興行大手「トップランク」と契約し、4月に米上陸戦が有力視されている。その先の道のりについても注目が集まっているが、米メディアはあらゆる規制を取っ払った“夢カード4傑”に前WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との試合を選出。「実現は複数の観点から説得力のあるものだ」と主張している。

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「型にはまらない考え方をした時にスポットライトを浴びる2020年4つの試合」と見出しを打って特集したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」だった。

 記事では「もちろん、皆さんはワイルダー対フューリー、スペンサー対クロフォード、そして、ロマチェンコ対デービスの試合が見たいだろう。しかし、これらは誰もが予想し、実施される試合たちだ。そこで私は型にはまらない考え方をした時に思いつく、実現されるだろう2020年の4試合を掘り下げてみたい」と自由な発想で“夢カード”を選出した。

 4位は元WBA世界ウェルター級スーパー王者のキース・サーマン(米国)と元IBF世界同級王者ケル・ブルック(英国)、3位は元WBAスーパー&IBF世界スーパーウェルター級王者ジャレット・ハード(米国)とWBA世界同級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)、2位はWBO世界フライ級王者・田中恒成(日本)と元4階級制覇王者ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)の試合が挙がった。

 そして、1位に挙がったのが井上―ネリ戦だ。寸評では「もし、あなたのパウンド・フォー・パウンド(PFP)のリストにナオヤ・イノウエの名前が載っていないとするならば、それは間違っている」とした上で「事実、モンスターは急激に成長を続け、パワー・スピード・テクニック・ディフェンス・リングIQを兼ね備えた5ツールファイターとなっている」と高い評価を与えている。

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