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五輪連覇を目指す女子ボクサーの強さの“土台” そのストイックな食生活とは

4年前のロンドン五輪から正式競技となった女子ボクシングで2大会連続の金メダルを目指すボクサーがいる。母国での五輪でフライ級を制し、リオデジャネイロ五輪で連覇を目指すニコラ・アダムスが英紙「デイリー・テレグラフ」(電子版)で自身のストイックな食生活について語っている。

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ロンドン五輪で金メダルのニコラ・アダムスが英紙に語る、「食事はとても重要」

 4年前のロンドン五輪から正式競技となった女子ボクシングで2大会連続の金メダルを目指すボクサーがいる。母国での五輪でフライ級を制し、リオデジャネイロ五輪で連覇を目指すニコラ・アダムスが英紙「デイリー・テレグラフ」(電子版)で自身のストイックな食生活について語っている。

 イギリスのリーズで生まれ育ったニコラは、12歳の頃に「母親がベビーシッターを雇えず、母親の運動教室に行ったとき、その中の1つにボクシング講座があった」ことがボクシングとの出会いだった。そこに集う人々が汗をかき、熱心にトレーニングに励む様子に心惹かれて競技を始めたという。

 しかし、競技を始めた頃は女子ボクシングの認知度が低く、ニコラ自身も家のリノベーションの仕事をしながら夢を追う毎日で、環境に恵まれているとは言えなかったと、記事の中で明かしている。その状況に変化が起きたのは2007年で、シェフィールドにある英国スポーツ研究所で週5日、午前9時から午後5時までトレーニングする環境に身を置けることになったという。現在も栄養士の協力のもとでフライ級の体重制限である51kgをキープできているそうだ。

「与えられた食事療法の計画が長くなればなるほど、そこまで厳しいものではなく感じてきます。規律を持つことさえできればよいのです。私は普通に1日3食を食べ、間食としてヘルシーなスナックを食べているんですから」

 こう語るニコラは、ある日の具体的な食事内容も明かしている。

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