ネリ、1戦もせずにトレーナー変更へ 名伯楽ローチ氏と決別し“チーム・カネロ”入り
昨年11月に予定されていたボクシングのWBCバンタム級指名挑戦者決定戦の前日計量で体重超過し、試合が中止となった元WBC世界王者ルイス・ネリ(メキシコ)。WBCからは世界ランクから外す処分を下されたネリだが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)のチーフトレーナーを務めるフレディ・ローチ氏を離れ、4階級制覇王者カネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)を指導するトレーナー、エディ・レイノソ氏に師事することが明らかになった。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
パッキャオチーフトレーナーから離れ、カネロのトレーナーに師事
昨年11月に予定されていたボクシングのWBCバンタム級指名挑戦者決定戦の前日計量で体重超過し、試合が中止となった元WBC世界王者ルイス・ネリ(メキシコ)。WBCからは世界ランクから外す処分を下されたネリだが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)のチーフトレーナーを務めるフレディ・ローチ氏を離れ、4階級制覇王者カネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)を指導するトレーナー、エディ・レイノソ氏に師事することが明らかになった。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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30戦全勝の戦績を誇る一方で、度重なる体重超過やドーピング違反でボクシング界の問題児として知られているネリ。パッキャオを指導した名伯楽のもとを離れ、同胞トレーナーの指導を受けることが明らかになった。
記事では「2019年の年間最優秀トレーナーのメキシコ人エディ・レイノソが元世界王者のルイス・パンテラ・ネリを今週から指導することになる。ティファナ出身の若きボクサーは2020年に世界王者になることを視野に入れている」と報じている。
ネリは昨年11月の元IBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との指名挑戦者決定戦を挑む際に、名伯楽ローチ氏に師事。だが、ロドリゲス戦の前日計量で規定を1ポンド(450グラム)オーバーし、試合は中止となっていた。結局ローチトレーナーとタッグを組んだ後は1試合も行っていない。