井上尚弥、「2020年実現可能な注目マッチ」11傑に選定 米メディアが選んだ相手は…
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に対し、海外からは大きな期待が寄せられている。米メディア「ボクシングシーン.com」は、井上とWBC同級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)の対戦を今年実現可能なトップファイトの1つとして選定。昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たしたモンスターに注目している。
WBC王者ウーバーリとの統一戦について言及、次戦は4月25日が有力
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に対し、海外からは大きな期待が寄せられている。米メディア「ボクシングシーン.com」は、井上とWBC同級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)の対戦を今年実現可能なトップファイトの1つとして選定。昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝を果たしたモンスターに注目している。
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WBSS決勝でノニト・ドネア(フィリピン)を死闘の末に破り、多くの海外メディアから称賛を集めた井上。その次戦に注目が集まる中、「ボクシングシーン.com」は「2020年に実現可能な11のトップファイト」と銘打ち、井上VSウーバーリをその1つに選定している。
記事では「モンスターが122ポンドに昇級したら何が起こるか誰にも分からない」と井上のスーパーバンダム級転向の可能性に触れながら「イノウエとウーバーリの試合は行われるだろう。イノウエは最近トップランク社と契約した。これは今後の試合がアメリカで行われることを意味し、ESPNで放映される」とWBC王者との統一戦について言及した。
さらに「イノウエはWBSS決勝が行われた日本の埼玉でノニト・ドネアを打ち負かした。同じ日、ウーバーリはタクマ・イノウエに対してWBCタイトルを防衛した」と暫定王者だった弟・拓真(大橋)に正規王者として勝利したウーバーリとの因縁についても触れている。
記事では他に、ミドル級のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)とスーパーミドル級のカラム・スミス(英国)、ミドル級のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―デメトリアス・アンドラーデ(米国)戦、ウェルター級のテレンス・クロフォード(米国)―ショーン・ポーター(米国)戦などが挙げられていた。
井上の次戦は4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスで開催されることが有力視されている。井上自身はかねてからWBO同級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)との統一戦をターゲットとして公言している中、モンスターが誰と戦うことになるのか、注目だ。
(THE ANSWER編集部)