11チームを渡り歩いた 八村同僚の31歳PGが自己最多32得点「人生はチャンス次第だ」
11チーム渡り歩いたジャーニーマン、ベンチ選手の活躍に「人生はチャンス次第」
キャリアハイを達成したこの試合について聞かれたスミスは、過去2試合での出来に不満を持っていたことを明かし、それが原動力になったと説明。この試合に向けて「自分を奮い立たせて試合に入ったんだ」と気合十分だったようだ。
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「前回外したようなショットを入れることだけを考えて、気合を入れてプレーし続けた。考えすぎないようにはしたけれど、そういったショットを決めたいと思っていた。幸運にも恵まれていたね。非常に優れたチームを相手に良い勝利を掴めた」
また、この試合でウィザーズのベンチメンバーが合計92得点を記録したことについても「みんながチャンスを活かしたからだと思う」と話し、ジャーニーマンらしい言葉を後に続けた。
「NBAはチャンス次第だ。もっと言えば人生はチャンス次第だからね。ベンチから出場した選手がみんなチャンスを活かした。これを維持しなければいけない。NBAでは継続性も極めて重要。チャンスを得たら自分は何ができるのか証明し、継続しなければいけない」
エースのブラッドリー・ビールが負傷離脱し、アイザイア・トーマスが不調に苦しんでいる現在のウィザーズガード陣にあって、最も安定したパフォーマンスを見せているスミス。若手選手の多いチームにとっても心強い存在だ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)