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首を覆うとメガネが曇る…ネックウォーマー特有の“不満” スノーピーク「Breathable Insulated」の新作はどう対策?

ネックウォーマーを鼻まで上げるとメガネが曇る、動くとずり落ちる――。スノーピーク「Breathable Insulated Neck Warmer」は口元のベンチレーション、鼻の形状記憶ワイヤー、耳掛けゴムでどう対策した? 価格や素材、機能を公式情報から紹介します。

10秒で分かるポイント

鼻まで覆うとメガネが曇る。動いているとずり落ちる。スノーピーク「Breathable Insulated Neck Warmer」は、冬のネックウォーマーで起こりやすい使いにくさを、口元・鼻・耳・後頭部それぞれの設計から解決しようとしたアイテムです。

  • ・口元にベンチレーション構造を設け、呼吸のしやすさやメガネ・ゴーグルの曇りに配慮
  • ・鼻部分に形状記憶ワイヤーを入れ、顔の形に合わせてフィット感を調整
  • ・耳掛けゴム+後部アジャスターでずり落ちを防ぎ、グローブを着けたまま調整可能

 冬に首元を暖めるネックウォーマーは、シンプルな防寒具に見えます。

 ところが、実際に鼻や口まで覆って使うと、別の悩みが出てきます。

 「吐いた息でメガネやゴーグルが曇る」
「歩いたり滑ったりしているうちに下へずれてくる」

 暖かければそれでいい、とはいかないわけです。

 スノーピークの「Breathable Insulated Neck Warmer」は、そうしたネックウォーマー特有の使いにくさに、細かな設計を積み重ねて対応したアイテムです。

 口元には空気の逃げ道を設け、鼻には形を合わせられるワイヤー。耳にはずれを防ぐゴムを配置し、後頭部からフィット感を調整できるようにしています。

 しかも、防寒具としての保温性だけでなく、内部に熱や湿気をためにくい通気性も重視しています。

鼻まで覆ったらメガネが真っ白… 口元に作った“空気の逃げ道”

 冬場にネックウォーマーを鼻まで引き上げると、吐いた息が上へ抜けます。

 そこで困るのが、メガネやゴーグルの曇りです。

 Breathable Insulated Neck Warmerでは、口元にベンチレーション構造を採用しています。

 スノーピークは、これによって呼吸をしやすくするとともに、ゴーグルやメガネが曇りにくいよう配慮したと説明しています。

 顔全体を密閉して暖かさだけを高めるのではなく、呼気が抜ける場所をあえて作る考え方です。

暖かくするために覆う。でも、覆うほど息がこもる
 ネックウォーマーの矛盾ともいえる部分に、口元のベンチレーションで対応。防寒性だけではなく、実際に鼻や口まで覆った状態での使いやすさを考えています。

顔の形は人によって違う 鼻部分に入れた「形状記憶ワイヤー」

 もう一つの課題が、鼻まわりのフィット感です。

 単純な筒状のネックウォーマーを鼻まで引き上げると、鼻の部分に隙間ができたり、逆に締め付けを感じたりすることがあります。

 Breathable Insulated Neck Warmerでは、鼻を覆う部分に立体的なダーツ処理を施しました。

 さらに、その部分へ形状記憶ワイヤーを内蔵しています。

 使用する人の鼻の形に合わせてワイヤーを調整し、フィット感を変えられる仕組みです。

 サイズだけでは吸収しにくい顔の形の違いを、着用時に調整できるようにしています。

立体ダーツ+形状記憶ワイヤー

 鼻部分を平面的に作るのではなく、ダーツによって立体感を持たせ、さらに内蔵ワイヤーで形を調整。鼻まわりへのフィット感を高めるための設計です。

Breathable Insulated

歩いていると下がってくる… ずり落ち対策は「耳に掛ける」

 ネックウォーマーを鼻や口まで上げても、身体を動かしているうちに下へずれてくれば、そのたびに直す必要があります。

 そこで採用されているのが、耳に掛けられるソフトゴムです。

 耳を固定点として使うことで、ネックウォーマーが下へずり落ちにくいようにしています。

 単純に顔まわりをきつく締め付けて固定するのではなく、耳掛けを使って位置を保つ設計です。

「締めれば落ちない」ではない
 締め付けを強くするだけでは、長時間の着用で負担になる可能性があります。耳に掛けられるソフトゴムを追加することで、位置を保ちやすくしています。

Breathable Insulated

手袋を外さず緩めたい 後頭部はワンタッチで調整

 冬山やウィンタースポーツでは、ネックウォーマーを調整するたびにグローブを外すのも面倒です。

 Breathable Insulated Neck Warmerの後部には、フィット感を調整するアジャスターが付いています。

 スノーピークが重視したのは、グローブを着用した状態でも操作しやすいことです。

 ワンタッチで調整できるため、気温や運動量に合わせて締め付けを変えたい場面にも対応します。

 鼻のワイヤー、耳掛け、後部アジャスター。

 一か所だけで固定するのではなく、顔まわりの複数箇所でフィット感を作っているのが特徴です。

首を暖めたら今度は蒸れる? 裏地は「POLARTEC Alpha Direct」

 防寒具としてもう一つ気になるのが、内部の蒸れです。

 首まわりを覆えば暖かくなりますが、歩行やウィンタースポーツで身体を動かせば熱や湿気も発生します。

 裏地には、ポーラテック社の「POLARTEC Alpha Direct」を採用しています。

 メッシュ構造を持ち、保温性に加えて通気性を備える素材です。

 スノーピークは、熱気や湿気がこもりにくい快適な環境を目指して採用しています。

 さらに4WAYストレッチ性を備え、顔や首の動きにも追従しやすくしています。

POLARTEC Alpha Direct

 保温性と通気性を両立するために使われたメッシュ構造の素材。暖かさを確保しながら、行動中に発生する熱や湿気がこもりすぎないことを狙っています。

Breathable Insulated

雪の日だけの道具じゃない 表地は撥水、デザインは日常まで想定

 表地には、光沢を抑えたミニリップストップ素材を採用しています。

 さらに非フッ素のC0撥水加工を施し、水分にも備えています。

 スノーピークが使用シーンとして挙げているのは、登山やアウトドアだけではありません。

 ウィンタースポーツのほか、日常での外出にも使えるアイテムとして位置付けています。

 カラーはブラック、アイボリー、ライトブルーの3色。

 強いアウトドア感を前面に出すのではなく、普段の冬服にも組み合わせやすいラインナップです。

「曇り」「ずれ」「調整」「蒸れ」 4つの不満にどう対応した?

気になること Breathable Insulated Neck Warmerの設計
メガネ・ゴーグルが曇る 口元にベンチレーション構造を配置
鼻まで上げるとフィットしにくい 立体ダーツ+形状記憶ワイヤーで鼻の形に合わせて調整
動いているとずり落ちる 耳に掛けられるソフトゴムで位置を保持
グローブを外さず調整したい 後部にワンタッチ式アジャスター
暖かいと蒸れやすい POLARTEC Alpha Directで保温性と通気性を両立

価格は7920円 素材・サイズ・カラーを確認

項目 内容
商品名 Breathable Insulated Neck Warmer
メーカー品番 100261AC02
価格(税込) 7,920円
サイズ ONE
寸法 34×31cm
カラー ブラック/アイボリー/ライトブルー
表地 ポリエステル100%
裏地 ポリエステル100%
主な機能 POLARTEC Alpha Direct/4WAYストレッチ/C0撥水/形状記憶ワイヤー/耳掛けソフトゴム/後部アジャスター/口元ベンチレーション

ネックウォーマーは「暖かいか」だけでは選べない

 ネックウォーマーの役割を「首や顔を寒さから守るもの」だけで考えれば、厚くして保温性を高めればいいのかもしれません。

 しかし、鼻まで覆えば息がこもり、メガネが曇る。

 身体を動かせば位置がずれ、熱や湿気もたまります。

 Breathable Insulated Neck Warmerでスノーピークが工夫したのは、そうした「着けた後に起きる不満」でした。

 息にはベンチレーション。

 鼻には形状記憶ワイヤー。

 ずり落ちには耳掛け。

 調整にはグローブ対応のアジャスター。

 内部の熱や湿気にはPOLARTEC Alpha Direct。

 暖かくするだけではなく、鼻まで覆ったまま実際に動き続けられるか。

 Breathable Insulated Neck Warmerは、ネックウォーマーを着用したときに生まれる細かなストレスを、一つずつ設計で減らそうとした防寒アイテムです。

「Breathable Insulated Neck Warmer」公式商品ページ
Snow Peak公式「Breathable Insulated」シリーズページ

【写真提供:株式会社スノーピーク】

(THE ANSWER編集部)

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