世界のラグビー強豪国は何を食べて強い? 「5フードグループ」から見る日本との比較
アスリート食の基本は世界共通、日本食を食べて強くなって
ちなみに、アイルランドでお袋の味といえば、シチュー。マトンに玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなどを一緒に煮込んだものですが、日本でいうカレーに近い感覚です。
アイルランドラグビー協会のホームページに、アスリートの栄養について非常に興味深い一文が記されています。
「選手達は個々に好みの味や苦手な食べ物がある。それゆえに、チーム全員に対して同じメニューを薦めるのではなく、個々のニーズに合った食事アドバイスを行うことが大切である」
最初に触れたように、国や料理が変わっても、アスリート食の基本は世界共通です。現役アスリートはもちろん、スポーツをする子どもや学生たちも自信を持って、慣れ親しんだ日本食を食べて強くなってほしいと思います。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)