食欲が落ちたら味噌汁を飲む? 暑さに負けない「胃腸の夏バテ対策」5つのポイント
体の力をつけるには「一食でも食事を抜かない」が最も大切
4.暑さに打ち勝つビタミンB1&Cを強化
暑さに打ち勝つ体には、食べたものをうまくエネルギーに変換してくれるビタミンB1とストレスを和らげるビタミンCが必須。不足すると夏バテや食欲低下の原因になります。ビタミンB1が断トツに多いのは豚肉。またうなぎにも多く含まれるので、「土用の丑の日」に食べるのは正解。
<ビタミンB1が多く含まれる食品>
豚肉、レバー、うなぎ、かつお、ぶり、豆腐、ごま
<ビタミンCが多く含まれる食品>
ブロッコリー、トマト、アスパラガス、青梗菜、みかん、オレンジ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、いも類
5.食物の酵素を味方につける
食べたものを体が利用できる状態に消化する働きを持つ、消化酵素。消化酵素はもともと人間の体にの体にありますが、同じような働きをする酵素を含む食べ物もあります。これらを食べると、暑さで弱った胃腸の消化の働きをサポート。食事やデザートとして、上手に摂りましょう。
<消化酵素が多く含まれる食品>
大根、やまいも、キウイフルーツ、パイナップル
いかがでしたか? どれも今すぐできること、また馴染みのある食材・食品ばかりなので、今日からでも実践してみてください。
そして、体の力をつけるためには「一食でも食事を抜かない」ことがもっとも大切です。必要な栄養素が足りないと、いつまでたっても夏バテは解消されません。暑さで睡眠不足になりやすく、体調も崩れやすい季節だからこそ、よいものを選びつつ、しっかり食べる意識を持ちましょう!
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)