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将来フィジカルトレーナーになりたい モノをいうのは「現場力」、必要な知識・資格は?

「THE ANSWER」で連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」を手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏。今回は「THE ANSWER」に届いた10代読者からの質問に回答した。その内容は「将来、フィジカルトレーナーになるためにどんな知識や資格が必要か」というもの。数々のトップアスリートを担当してきた中野氏が、自身の経験をもどにアドバイスをくれた。

「将来、フィジカルトレーナーになるためにどんな知識や資格が必要か」という質問に中野ジェームズ修一氏が回答【写真:AC】
「将来、フィジカルトレーナーになるためにどんな知識や資格が必要か」という質問に中野ジェームズ修一氏が回答【写真:AC】

読者から届いた質問にフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏の答えは?

「THE ANSWER」で連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」を手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏。今回は「THE ANSWER」に届いた10代読者からの質問に回答した。その内容は「将来、フィジカルトレーナーになるためにどんな知識や資格が必要か」というもの。数々のトップアスリートを担当してきた中野氏が、自身の経験をもどにアドバイスをくれた。

 ◇ ◇ ◇

Q.将来、フィジカルトレーナーになりたいと考えています。そのためには、どのような知識や資格が必要でしょうか?(10代・学生)

 質問に答える前に、「トレーナー」という仕事全体について少し説明します。

 スポーツの現場のトレーナーは、大きく2つに分けられます。1つ目は「マイナスの状態をプラスにする」仕事。2つ目は「ゼロの状態からプラスにする」仕事です。

「マイナスの状態をプラスにする」とは、リハビリテーションに携わる仕事です。「アスレチックトレーナー」や「メディカルトレーナー」がこれにあたります。

 スポーツ選手にケガはつきもの。例えば、「肩を痛めた」「靭帯を切った」など、ケガや病気、手術など、身体になんらかの障害を負った選手に対し、監督やコーチ、医師などと連携しながら、応急処置を施したり、運動療法などを用いたりして、復帰まで支えます。

「アスレチックトレーナー」はケガの予防につながる健康管理から、ケガをした際の対応まで、選手が安全に競技をするためにサポート。具体的には、テーピングやケガの応急処置、ケガ予防や復帰までのトレーニングプランの提供などがあります。

「メディカルトレーナー」は選手がケガをした際、運動機能を回復させることが主な仕事。医療従事者であり、主に整形外科などの医療機関に勤務しています。そのため、スポーツ選手だけでなく、一般のケガ人や高齢者をサポートする時間が多くなると思います。

 資格ですが、「アスレチックトレーナー」は、「柔道整復師」「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」といった国家資格を複数取得すると、仕事の場が広がります。「メディカルトレーナー」は「理学療法士」「作業療法士」といった国家資格の取得が必要です。

 質問者さんが目指す「フィジカルトレーナー」は、「ゼロの状態からプラスの状態にする」仕事です。こちらは、筋肉をつけたり、心肺機能を向上させたりして、体を強くする、パフォーマンスを上げる仕事になります。ウェイトトレーニングなどの知識が必要ですが、現在、国家資格はなく、民間の資格のみとなります。国内で取得できるものだとNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)や日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)あたりが代表的です。

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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