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「競技人生に悔いを残したくない」 6度目V宇野昌磨、向き合ったジャンプの重要性 26歳も闘志胸に年越し【全日本フィギュア】

宇野は優勝後、ステファン・ランビエールコーチに掲げ上げられて祝福を受けた【写真:矢口亨】
宇野は優勝後、ステファン・ランビエールコーチに掲げ上げられて祝福を受けた【写真:矢口亨】

マリニンらとの戦いへ「競技人生で最高の演技をしないと勝てない」

 テーマの一つに表現力を掲げた今季。競技者として、ジャンプの重要性とも向き合った。4回転ジャンプを武器とするイリア・マリニンらを上回る得点を叩き出すには、避けて通れないポイント。「競技人生に悔いを残したくない」の思いがある。

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「本当は表現を頑張りたい。ジャンプ練習は嫌いじゃないけれど、調子が悪くなるとストレスでしかないので。両方頑張りたい思いはあるけれど、競技をやる以上ジャンプを頑張らないといけない。

 彼(マリニン)は僕より高い構成で、安定感がとてつもなく高い。勝つのは凄く難しいことだと思うけれど、ジャンプを限界まで調整することを視野に練習しようと思う」

 今大会優勝で、来年3月の世界選手権代表に内定。3連覇をかけた舞台になるが「3年間で一番難しい戦いになる。競技人生で最高の演技をしないと勝てないことは分かっているので」と激戦を覚悟している。「無難な演技をしても2位、3位にしかなれない。優勝を狙える、マリニン君と戦える練習をしたい」。26歳。長年日本男子を引っ張ってきた宇野が、今年も闘志を抱いて年を越す。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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