「那須川天心の見方を提示する」 ボクサー2戦目で本人が懸けるもの「結果で今後の注目が違う」
ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が8日、18日のボクシング転向2戦目(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。同級ノンタイトル8回戦(東京・有明アリーナ)でメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンと対戦。「那須川天心の見方」を提示する一戦と明かした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
那須川天心が練習公開
ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が8日、18日のボクシング転向2戦目(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。同級ノンタイトル8回戦(東京・有明アリーナ)でメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンと対戦。「那須川天心の見方」を提示する一戦と明かした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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神童の決意は熱い。ボクサー2戦目に懸ける想いを問われた那須川は、姿勢を正しながら返した。
「めちゃめちゃ強いです。ここでいい結果を出すか、出さないかで今後の注目が違うと思う。この試合の勝ち方で『那須川天心の見方』を提示できる。そこを見せたい」
格闘技戦績47戦全勝(キックボクシングは42戦)。武尊との「THE MATCH 2022」では、東京Dに5万6000人超の観客を呼んだ。「戦うことが全てと思う人が多いと思うけど、そこじゃなく、入場、パフォーマンスも全て大事」。今年2月にボクシングのプロテスト合格。4月のデビュー戦までも、髪型から当日の演出にもこだわり、「プロ」として人を喜ばせることを大事にしてきた。
3-0の判定勝ちデビュー。自慢のスピードを見せつける完勝だったが、「120点ではない」とKOへの想いは増した。短ければ1か月半ほどで試合をしてきたキック時代と違い、今回の空白は5か月。生まれて初めてだった走り込み合宿は2度行い、「ランナーになるのかっていうくらい」と悲鳴を上げるほど過酷な内容をやり切った。