北口榛花、快挙から一夜 行きつけになった日本食店が粋な対応「金メダルなら無料が…」【世界陸上】

「金メダルなら無料」の約束、店主の粋な対応とは
そんな銅メダリストは一夜明けて昼食時に来店。店主から「メダル獲ったね! イェーイ!」と祝福された。流暢な英語でコミュニケーション。「ありがとう! 次のオリンピックは勝てる!」とエールを送られ、グータッチを交わした。試合直後は「金メダルを獲ったら、タダにしてくれるって言っていたけど、これ(銅メダル)じゃ足りないからしてくれないかな」と首をかしげていたが、この日は「ご馳走になりました」と明かした。
【注目】日本最速ランナーが持つ「食」の意識 知識を得たからわかる、脂分摂取は「ストレスにならない」――陸上中長距離・田中希実選手(W-ANS ACADEMYへ)
とんかつやカツ丼以外にも、ラーメン、餃子セット、からあげセット、キムチ丼など多数のメニューが揃う。壁には扇子などが飾られ、緩やかなBGMが流れる落ち着いた雰囲気だ。カツ丼はサクサクとしたカツに、つゆだくでネギが載った逸品。以前は日本人オーナーだったが、今の米国人店主が5年前に引き継いだという。
ご褒美の“粋な対応”で北口を出迎えた店主。「昨日は惜しかったね。次のパリ五輪は金メダルを獲ってくれると期待しているよ。昨日も遠くまで投げたけど、もっと飛ばしてくれるはずさ」。異国の地で口にできる親しみ深い味は、少なからず力を与えていた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










