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「いかに中国が国を挙げて五輪成功に全力か」 現地入り米紙記者が開幕前から驚きのワケ

「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載する。4年に一度行われる冬季スポーツの祭典。新型コロナウイルスが世界的に広がる中、現地取材する「海外記者のミカタ」も紹介。現場の情報や空気を独自の視点で伝えていく。第1回は米紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者・トゥクニー・グエンさんだ。

現地入り米紙記者がに聞く「北京でのコロナ対策とバブル内の現状」【写真:AP】
現地入り米紙記者がに聞く「北京でのコロナ対策とバブル内の現状」【写真:AP】

「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#5 連載「海外記者のミカタ」第1回

「THE ANSWER」は北京五輪期間中、選手や関係者の知られざるストーリー、競技の専門家解説や意外と知らない知識を紹介し、五輪を新たな“見方”で楽しむ「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」を連日掲載する。4年に一度行われる冬季スポーツの祭典。新型コロナウイルスが世界的に広がる中、現地取材する「海外記者のミカタ」も紹介。現場の情報や空気を独自の視点で伝えていく。第1回は米紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者・トゥクニー・グエンさんだ。

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 ベトナム系米国人のトゥクニーさんは期待の若手女性記者で、ロサンゼルスではNBA、WNBA、大学スポーツを中心に取材。カナダ国境に程近いシアトル出身ということもあり、ウインタースポーツにも造詣が深く、今回初めて冬季五輪取材班に抜擢された。日本にも3度訪れたことがあるという“アジア通”で、古い慣習に囚われない視点で大会の様子をリポートしたいと話す。そんなトゥクニーさんに「北京でのコロナ対策とバブル内の現状」について聞いた。(取材・構成=THE ANSWER編集部・佐藤 直子)

 ◇ ◇ ◇

 日本の皆さん、はじめまして。トゥクニーです。私は北京オリンピックの期間中、私が感じる現地の様子や大会についてお伝えしていきたいと思います。日本は大好きな国の一つなので、こうやって皆さんと繋がりが持てることを嬉しく思います。

 今回のオリンピック取材に向けて、私たちロサンゼルス・タイムズ一行は現地1月29日正午にロサンゼルスを発ち、11時間半後にまずは成田に到着。ここで4時間の乗り継ぎを経て、北京に到着したのは現地31日の深夜0時半でした。時間感覚があやふやになる中で入国審査を終え、まずは1回目のPCR検査を実施。荷物を受け取り、オリンピック取材パスを手に入れた後、専用のバスで「クローズド・ループ」と呼ばれる、いわゆる「バブル」内にある宿泊ホテルへ向かいました。

 チェックインを済ませ、自室に入ると空港で受けたPCR検査の結果が判明するまで部屋から出ることはできません。ただ、検査結果はその日の朝7時には分かったので不便はありませんでした。飛行機移動でクタクタに疲れ切っていたので、すぐに就寝。起きたら「陰性」という知らせが待っていたというわけです。

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