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大学ラグビー開幕 “いつもと違う”シーズン初戦で大学王者が見せた“いつもと違う姿”

秩父宮開幕を待つファン【写真:吉田宏】
秩父宮開幕を待つファン【写真:吉田宏】

対抗戦王者・明大は主力不在でも快勝

 昨季は対抗戦を制しながら、大学選手権決勝でライバル早大に敗れた明大は、11トライの猛攻で、5シーズンぶりにAグループ(1部)に昇格した立大をねじ伏せた。

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 無観客ながら、世田谷・八幡山の自校グラウンドで開幕戦を迎えた田中澄憲ヘッドコーチは「無事に開幕を迎えられたことが嬉しい」と語る一方で、試合内容には「立大のプレッシャーがすごく良かったので、満足できるプレーができなかった」と厳しい採点。この日の先発15人で、昨季大学選手権決勝の先発メンバーはわずか4人。指令塔のSO山沢京平(4年、深谷)らを欠く中での課題を指摘した。

 2シーズンぶりの大学王座奪還を目指すNO8箸本龍雅主将(4年、東福岡)も「自分自身は相手の出足に負けて、前に出れなかった。BKが空いているスペースにボールを運んでくれたのが勝因」と厳しい自己採点だったが、常にボールを持って攻撃を仕掛ける積極性でチームを牽引した。

(吉田 宏 / Hiroshi Yoshida)

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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19、23年と7大会連続で取材。

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