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村田諒太を世界の猛者はどう見るのか “奇跡の男”が語った「MURATA」の可能性

元王者は対戦を歓迎「米国でタイトル戦をする気があるなら、僕はここで待っている」

 ミドル級にはゴロフキン、ジェイコブスの他にも、サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)、ジャーモール・チャーロ(米国)、デメトリアス・アンドレード(米国)、デビッド・レミュー(カナダ)など実力者揃い。人々の注目は当然、今後のマッチメークに移っている。現時点では決して「現実的」とは言えないが、ジェイコブスら“ビッグネーム”との対戦が実現した暁には大きな話題になるだろう。

「エキサイティングなことだ。僕は自分こそが世界最高のミドル級ボクサーだと思っている。トップ中のトップの選手たち(ゴロフキン、カネロ)が僕との即座の対戦を望まなかったとしても、チャーロでも、ムラタでも話があれば誰とでも戦う心構えだ。もし、アメリカでタイトル戦をする気があるなら、僕はここで待っているよ。そして、それは僕だけでなく、多くのミドル級強豪ボクサーたちが同じ思いだろう。ムラタの今後を楽しみにしているし、ぜひ実現するように動いてほしいね」

 ボクシング界屈指の好漢として知られるジェイコブス。村田に関する好意的な言葉には、リップサービスも少なからずあっただろう。ただ、その中でも「エリートたちと対戦した時に村田に何ができるか?」という言葉には、世界を舞台に戦ってきた“ベテラン”としてのプライドが滲んだ。

 現状、世界王座を保持しているのは村田で、ジェイコブスは無冠の前王者。それでも、世界的な評価はジェイコブスの方が上で、「村田はまだ自分たちのレベルに達したわけではない」という想いはあるはずだ。

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