スポーツメンタルの記事一覧
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オーバートレーニング症候群と鬱病だった元陸上800m女王 日本5位まで戻ってきた「奇跡」の1年間
2023.06.058月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権は、4日まで大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子800メートルでは、2017、18年女王の27歳・北村夢(エディオン)が予選2分06秒90の組1着、決勝2分5秒86の5位だった。昨年はオーバートレーニング症候群と鬱病で約3か月休養。オーバートレーニング症候群はよく耳にするワードだが、原因や改善法は意外と知られていない。大会中、自身の経験談と次世代や指導者へのメッセージを送ってくれた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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「切り替えろ」の一言で平常心に戻れる? 元女子バレー代表選手も戸惑った曖昧な指示
2022.01.03スポーツでもなんでも、指導者や先生、親から「引きずるな! 切り替えろ!」と言われたことのある人は結構いるんじゃないだろうか。気持ちを切り替えて、やるべきことに集中して、また自分のパフォーマンスが出せるように頑張れという意味が込められていたりする。言わんとすることはなんとなく分かる。でも、なんとなくしか分からない。
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便箋4、5枚で「お前なんて早く引退しろ」 鈴木明子が考える誹謗中傷からの心の守り方
2021.12.12スポーツ界を代表する元アスリートらを「スペシャリスト」とし、競技の第一線を知るからこその独自の視点でスポーツにまつわるさまざまなテーマで語る「THE ANSWER」の連載「THE ANSWER スペシャリスト論」。元フィギュアスケート五輪代表の鈴木明子さんが「THE ANSWER」スペシャリストの一人を務め、競技に関する話題はもちろん、現役時代に摂食障害を患った経験から、アスリートの健康問題なども語る。
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「引退する日まで精神安定剤を飲んでいた」 鈴木明子が自ら明かすメンタルヘルス問題
2021.12.11スポーツ界を代表する元アスリートらを「スペシャリスト」とし、競技の第一線を知るからこその独自の視点でスポーツにまつわるさまざまなテーマで語る「THE ANSWER」の連載「THE ANSWER スペシャリスト論」。元フィギュアスケート五輪代表の鈴木明子さんが「THE ANSWER」スペシャリストの一人を務め、競技に関する話題はもちろん、現役時代に摂食障害を患った経験から、アスリートの健康問題なども語る。
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ウルフ・アロンが金メダルで実証 強豪実業団で育まれた「本当の最後の勝負」で勝つ方法
2021.07.30「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。柔道では、活躍した選手の恩師の育成法をクローズアップした短期連載を掲載。第6回は男子100キロ級で金メダルに輝いたウルフ・アロン(了徳寺大職)だ。了徳寺大学柔道部の山田利彦監督、金丸雄介副監督に指導法を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部)
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負けるたびに強くなった阿部詩 決して「悲劇のヒロイン」気取らせなかった恩師の信念
2021.07.26「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。柔道では、活躍した選手の恩師の育成法をクローズアップした短期連載を掲載。第3回は女子52キロ級で金メダルを獲得した阿部詩(日体大)。兄の男子66キロ級・阿部一二三(パーク24)と柔道史上初の兄妹V同日金メダルの快挙を成し遂げた。シンデレラストーリーを駆け上がった詩は、どんな高校時代を過ごし、強くなったのか。兵庫・夙川学院の中高6年間、指導した垣田恵佑氏(現・佐久長聖高校柔道部監督代行)に育成方法を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部)
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「ここから飛び降りたら楽に…」 かつて心を壊した大山加奈の告白とメンタルヘルス問題
2021.07.11「THE ANSWER」はスポーツ界を代表する元アスリートらを「スペシャリスト」とし、競技の第一線を知るからこその独自の視点でスポーツにまつわるさまざまなテーマで語る連載「THE ANSWER スペシャリスト論」。元バレーボール日本代表の大山加奈さんが「THE ANSWER」スペシャリストの一人を務め、バレーボール界の話題、自身のキャリアからスポーツ指導の哲学まで定期連載で発信する。
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日本人はコロナ禍をどう生きるべきか 名将エディー氏が説く「千と千尋の神隠し」の心
2021.06.12「THE ANSWER」が各スポーツ界を代表するアスリート、指導者らを「スペシャリスト」とし、第一線を知る彼らだからこその視点でスポーツ界の話題について語る連載「THE ANSWER スペシャリスト論」。スペシャリストの一人として、ラグビーの世界的名将として知られるイングランド代表ヘッドコーチ(HC)、エディー・ジョーンズ氏がラグビー界のトレンドから自身の指導論まで、定期連載で明かす。
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弱音を吐けないアスリートの問題 ラグビー選手会「よわいはつよい」プロジェクト発足のワケ
2021.03.24心の不調は、パフォーマンスの低下や身体の不調となって現れる。しかしスポーツ界では、試合に起用してもらえなくなるという心理作用が働き、スポーツ選手が心の不調を訴えることは難しい状況にある。こうした状況を変えるべく日本ラグビーフットボール選手会が立ち上げたのが、「よわいはつよい」プロジェクト。今回、プロジェクトを率いるキーパーソン3人にインタビュー。プロジェクトを立ち上げた経緯や具体的なプログラム内容、心のコンディションが及ぼす影響などについて語ってもらった。(取材・文=松葉 紀子 / スパイラルワークス)
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為末大、五輪延期で考えるアスリートのピーキング「心にも体力がある、これを忘れずに」
2021.02.22いまだ破られぬ男子400メートルハードルの日本記録を持ち、コーチをつけず常に自身に向き合いスポーツを哲学してきた為末大氏に聞く、為末流「選手を幸せに導くプロセス考」。指導者が選手をサポートし導くために持っていてもらいたい目線、知識について語ってもらった。第1回は、世界からスポーツが消えた今、できることとは――。(取材日=2020年3月26日、取材・文=松葉 紀子 / スパイラルワークス、撮影=堀 浩一郎)