サッカーを「教わる」か「学ぶ」か UEFAプロ資格者・高野剛が指摘、日本と欧米選手の姿勢の違い
「匠の世界」を築く日本の特性も素晴らしい
フットボールプレーヤーが現役でいられる時間は限られている。それなら特長を磨き上げて貢献することに集中する傾向が強いという。
「日本では、どんな選手に対しても『見る、止める、蹴る』が重要だと口を酸っぱくして言われるし、実際に私もそうでした。しかしエバートンにどこの位置からでもゴールを見なくても決められるストライカーがいて、実際に彼はその特性だけを磨いてプレミアリーグで活躍しました」
あくまで高野は、一つのことを突き詰めて「匠の世界」を築き上げていく日本の特性も素晴らしいと感じている。しかし、これからさらに日本代表が世界に伍して戦うためには、個々の指導者が少しずつ目線を変え、日本流の個の育成を編み出していくべきだと考えている。(文中敬称略)
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【第1回】合格者は450人中27名 アジア人初快挙の高野剛、世界最難関のサッカー指導者資格に挑んだ理由
【第2回】米国で英語習得の日本人コーチ 渡英後に戸惑った“サッカー用語”の奥深さ「日本だと野球に近い」[/ftp_del]
(加部 究 / Kiwamu Kabe)
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